ネスレ日本は、4月1日から日本でのスターバックスブランド製品の販売を開始する。新製品は、カプセル式の本格カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」向けに独自に開発された史上初のスターバックスブランドのカプセル5製品。自宅やオフィスなどで展開していく。

18年8月にネスレとスターバックスが世界規模の協力とコーヒー製造に関するグローバル提携をして以来、初めての製品となる。

新製品のカプセルは、「スターバックス ハウスブレンド」(12杯分/税別908円)のほか、スタバ定番のラテ マキアートやカプチーノなどのバラエティがあり、高品質のアラビカコーヒーで作られている。また、今秋からネスレ日本は、「スターバックス レギュラーコーヒー」、「スターバックス オリガミ パーソナルドリップコーヒー」、「スターバックスギフト」などの家庭用コーヒー製品の販売も行う予定としている。
「ネスレが自宅やオフィス等でのスターバックス体験を提供開始!」(ネスレ日本発表資料)

「ネスレが自宅やオフィス等でのスターバックス体験を提供開始!」(ネスレ日本発表資料)

「ネスカフェ ドルチェ グスト」は2007年11月の発売以来、国内の累計出荷台数が300万台となり、家庭やオフィスでの普及が進んでいるが、スターバックスの味わいが自宅でも楽しめることから、さらに注目されそうだ。なお、ネスレ日本は自社ショッピングサイトでカプセルの定期購入を申し込むと、無料で「ドルチェ グスト」をレンタルするサービスも行っている。
 
ネスレ日本常務執行役員の深谷龍彦飲料事業本部長は13日に行われた発表会で、「現代の日本社会は、人口減少や世帯人数の減少、共働き世帯の増加など大きく環境が変化している。われわれは、この変化に対応し、従来よりも高付加価値な製品や、少人数世帯に合った形のパーソナルに飲んでいただける製品をより充実させていく。また、共働き世帯が増えるということは、家庭内で過ごす時間が減り、家庭外のオフィスなどで過ごす時間が増えるので、その方々にも飲んでいただけるようにチャレンジしていく」と話した。
 
外食のカフェと家庭用コーヒー、それぞれの代表格である両社の提携の注目度は高い。深谷氏は、「スターバックスは、若い方々がコーヒーを飲むきっかけを作ってきた。コーヒー飲用の入り口の役割を持ち、家庭向け製品を作ってきた我々からすると非常に魅力的なブランドだ」とする。今後は、ネスレの持つ小売店の流通網や、オフィスサービスの「ネスカフェ アンバサダー」の活動を行う全国約45万のオフィスでアプローチする。家庭内外で、コーヒーの圧倒的ナンバーワンを目指す考えだ。

ネスレ日本・深谷龍彦常務執行役員

ネスレ日本・深谷龍彦常務執行役員