〈全国の「Coke ON Pay」対応自販機34万台が対象、月額税込2700円〉 
日本コカ・コーラは2021年4月12日から、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON(コークオン)」で、自動販売機のサブスクリプションサービス「Coke ON Pass(コークオン パス)」を開始する。4月9日に発表したもの。

「Coke ON Pass」は、全国の「Coke ON Pay」対応自販機34万台(2021年4月現在)を対象に、月額料金2700円(税込)でコカ・コーラ社の好きな製品を1日1本楽しめる定額サービスだ。対象者は20歳以上の成人で、先着申し込みの10万名。
コカ・コーラ社「Coke ON Pass(コークオン パス)」

コカ・コーラ社「Coke ON Pass(コークオン パス)」

 
日本コカ・コーラ社ベンディングオペレーション部ベンディングデジタルリテール担当の山下純一シニアディレクターは次のように話す。「これまでの自動販売機は、便利さが主な魅力だった。しかし、キャッシュレスやサブスクリプションの導入により、便利さに加えて、気持ちよさや自由といった自販機に今までになかった要素を提供していく。毎日使いやすくて楽しいサービスを増強し、自販機に対する消費者のパーセプション(認識)を変えていきたい」。
 
決済方法は、Apple Pay、またはクレジットカード決済(Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ)を設定の上で申し込む。なお、毎日1本交換することが可能だが、交換し忘れてしまった場合は翌日に持ち越すことはできない。
 
サービス開始に伴い、4月12日から5月31日の期間中、月額料金が半額の1350円で「Coke ON Pass」を体験できる「サービススタート記念 Coke ON Pass今だけ半額キャンペーン」を実施する。
 
日本コカ・コーラによれば、「Coke ON Pass」を2020年末からテスト展開している北海道エリアにおいて、購買状況が非常に良い結果になったという。もともと自販機を利用する機会が少なかった人も毎日利用するようになり、飲用習慣の広がりがみえたという。また、自販機内から自由に選べるため、さまざまな種類を試しながら飲まれるケースが増え、利用する自販機が増えたことも特徴だ。職場以外に自宅近くの自販機などの利用が増え、タッチポイントが広がったという。
 
山下さんは、「サブスクの導入により、いつでもどこでも好きなものが飲める“マイ自販機”が全国34万カ所あるという感覚で利用していただければ。自動販売機の良いところは、飲みたい時に、最適な温度になっていることだ。それをキャッシュレスやサブスクなどの気持ちよい体験で購入できることを、多くの方に体感していただきたい」と話した。
 
「Coke ON Pass」は、まず10万人からスタートし、市場動向などを見定めながら、さらに規模を大きくすることも検討していくという。
 
「Coke ON」は、アプリ内でスタンプを15個ためて1本分のドリンクチケットを獲得できるコカ・コーラの公式スマホアプリ。ドリンクチケットは、コカ・コーラ社製品1本と無料で交換できる。2021年3月末時点で2600万ダウンロードを超え、全国37万台の対応自販機で利用できる。
 
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2019年以降は、キャッシュレス決済機能「Coke ON Pay」の対応を加速させ、現在11社の決済サービスに対応し、自動販売機チャネルにおける製品購入方法の選択肢を広げた。2021年4月現在、「Coke ON」アプリでのキャッシュレス決済率は、「Coke ON」を利用して購入したユーザーの5割を超え、さらなる伸長傾向がみられるという。