食料品の輸入販売・卸業の鈴商は2021年春、英国エコトーン社のオーガニック・フェアトレードティー「クリッパー」の取り扱いを開始した。秋以降の紅茶需要期へ向けてホワイトティーの新商品「オーガニックホワイトティー」「オーガニックホワイトティー オレンジ」「オーガニックホワイトティー ラズベリー」(各20P、税別680円)を投入し、さらなる拡販に挑む。

「クリッパー」は、1984年に英国ドーセットで誕生した紅茶やハーブティーを展開する世界的なブランド。“食のオスカー”と称される「グレイトテイストアワード」をはじめ、数々の国際的な賞の受賞歴を持つ。日本市場では、紅茶の「アッサムブレンド デカフェ」やハーブティーの「レモン&ジンジャー」「スノア&ピース」(各20P、税別680円)などが売れ筋だ。

「クリッパー」の最大の特徴は、商品づくりに携わる人や環境に配慮した取り組み。1994年に同国内で初めてフェアトレード認証を取得した世界的なフェアトレードティーブランドで、「EUオーガニック認証マーク」をはじめ、各種有機認証を取得している。

こうしたこだわりは、ティーバッグ包装にもみられ、漂白作業を施している一般的なティーバッグとは異なり、無漂白のティーバッグのみを使いホチキス止めをしていない。「すべて土に還る素材でできているため、飲んだ後のティーバッグを庭に捨てても問題がないほど、環境に配慮した商品だ」(鈴商)。

日本国内でもオーガニックやSDGsへの意識が高まるなか、鈴商では「お茶を飲むことで手軽にSDGsに貢献できる『クリッパー』ブランドの訴求を強化したい」とし、2021年秋、新たに商品3品を投入。「オーガニックホワイトティー」「オーガニックホワイトティー オレンジ」「オーガニックホワイトティー ラズベリー」で、いずれもホワイトティー(白茶)を使用している。主に中国・福建省に生育する希少な有機茶葉の新芽と若葉を微発酵させたもの。渋みが少ないため日本人も飲みやすい。「年に一度、春先のたった2週間に手摘みで収穫された繊細な味わいを楽しんでいただきたい」(鈴商)。

今後の販促としては、シリーズ16品体制という豊富なラインアップを生かした飲用シーンの提案に力を注ぐ。例えば毎週月曜日は「ハッピーマンデー」、一日の始まりには「イングリッシュブレックファスト」、油の多い料理には「ルイボスティー」、夕食後には「アフター ディナーミント」、就寝時には「スノア&ピース」というように、1日の時間帯や食事との組み合わせにより、アイテムを選ぶ楽しさをSNSで発信していく。
鈴商「クリッパー」ブランドの商品群

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