〈高齢者の生活を支える〉
セブン‐イレブン・ジャパンは去る10月25日、東京都内初の移動販売「セブンあんしんお届け便」を練馬区の光が丘団地で始めた。同社と練馬区が今年5月に締結した「高齢者見守りネットワーク事業協定」に基づく取り組み。出走セレモニーで山内隆夫練馬区副区長は前川燿男区長のメッセージを代読し、「高齢者の社会生活を支える重要な社会資源であるコンビニエンスストアの可能性に大きな期待を寄せている」と述べた。

岩本洋樹セブン‐イレブン・ジャパンオペレーション本部西東京ゾーンゾーンマネジャーは、「買い物弱者がいるところへ出店していくのが本当の“近くて便利”だが、どこにでも出店できるものではない。遠くへ行きくい、重いものを持ち帰りにくいという高齢者にも、実物を見て選び、店員との会話を通じて買い物の楽しさを味わってもらえるのが移動販売」と話した。

国内の高齢化率は現在27%。練馬区平均は22%と低いが、今回移動販売を行う光が丘7丁目地区は32%と高齢化が進んでいる。移動販売は近隣の「セブン‐イレブン練馬光が丘西大通り店」が行う。本部から軽トラックの移動販売車が貸与され、毎週火・金曜の午前・午後に1時間程度、UR賃貸住宅光が丘パークタウン大通り団地で販売を行う。扱い商品は常温、20℃、5℃、マイナス20℃の4温度帯で、おにぎり・弁当・サンドイッチなどのデイリー商品から、飲料、カップ麺などの加工食品、アイスクリーム、冷凍食品など約150品目。

「セブンあんしんお届け便」は、東日本大震災で被災した茨城県で2011年5月に開始したのが最初で、現在1都1道2府30県で77台が稼働している。

〈食品産業新聞 2018年11月15日付より〉