ファミリーマートは1月24日、都内の本社で昨年11月27日~12月17日に全国の店舗で行った「うまいパン決定戦」の表彰式を行った。

9つのメーカーが参加し、「フルーツ」をテーマに独創的なパンを開発した。全国5ブロックでそれぞれ最も販売金額が高かった商品が優勝となり、山崎製パン「白いメロンパン」(税込み138円)が北海道、東北、九州の3ブロックを、神戸屋「まるでリンゴ」(128円)が関東・甲信越・福島、関西・東海・北陸・中国・四国の2ブロックをそれぞれ制した。

優勝した2品は1月29日~2月4日の1週間、優勝したブロックのファミリーマートで再発売されている。また、優勝商品と「ファミマカフェ」を同時購入すると50円引きになるキャンペーンも展開している。
ファミリーマート「うまいパン決定戦」優勝メーカー・商品
ブロック名 メーカー 商品名 価格
(税込)
北海道ブロック 山崎製パン 白いメロンパン
(赤肉メロン入りクリーム&ホイップ)
138円
東北ブロック 山崎製パン 白いメロンパン
(赤肉メロン入りクリーム&ホイップ)
138円
関東・甲信越・福島ブロック 神戸屋 まるでリンゴ 128円
関西・東海・北陸・
中国・四国ブロック
神戸屋 まるでリンゴ 128円
九州ブロック 山崎製パン 白いメロンパン
(赤肉メロン入りクリーム&ホイップ)
138円

 
「白いメロンパン」は白いビスケット生地を被せたパンに、赤肉メロン入りクリームとメロンホイップの2種類のクリームをサンドした。山崎製パンの担当者は「当社は全ブロックにエントリーしたので全国制覇を目標にしていた。今回の結果を真摯に受け止め、今後のファミリーマートへの商品提案に生かしていきたい」と話した。
 
「まるでリンゴ」は、「見た目からリンゴとわかる外観、大人の上品な酸味を持つ『紅玉』とシャキシャキとした食感の『ふじ』の2種類のリンゴを使用した」(神戸屋担当者)。また、「あまり厚みを持たせないことで、棚にたくさん並べられることも狙った」(同)という。
 
参加した9つのメーカーは工場を持つエリアにそれぞれエントリーし、各エリア3~5社で競い合った。神戸屋海老名工場(神奈川)近くのファミリーマートでは、神戸屋「まるでリンゴ」の専用コーナーを設けるなど、加盟店独自の地域に密着した売り込みもあった。各ブロックで最も販売金額が高かった加盟店の表彰も行われた。東北ブロック1位の盛岡高松一丁目店(岩手)の大門美土里店長は、「これからもお店をもっと盛り上げられるようがんばります」と語った。ファミリーマートの澤田貴司社長は、「商品部とメーカーが一緒になって考え、加盟店も盛り上がってくれた。パンバトルに続く企画も考えている」と話した。

ファミリーマート 澤田貴司社長(中央)と、山崎製パン・神戸屋の担当者

ファミリーマート 澤田貴司社長(中央)と、山崎製パン・神戸屋の担当者

〈食品産業新聞 2019年1月31日号〉