ローソン「おにぎり3万個無償提供」で32万個超の申し込みも全件対応、学童保育の新型コロナ対応で

ローソン「おにぎり3万個無償提供」で32万個超の申し込みも全件対応(画像はイメージ)
〈本社勤務者などで配送に対応〉
ローソンは、学童保育施設におにぎり3万個を無償提供する受付を3月3日に開始したところ、4日までの2日間で、47都道府県の2586カ所の施設から、計32万8340個の申し込みがあったことを公表した。

今回の無償配布は、全国の小学校が新型コロナウイルス感染拡大のため休校の措置を取り、全国の学童保育施設で子どもたちの滞在時間が長くなることなどを背景として行うもの。

当初は先着順で3万個限定で提供する計画だったが、計画の10倍を超える要望だったため、すべての申し込みに応えることに急遽変更した。

ローソンではおにぎりの増産体制に入り、東京の本社勤務者、全国の加盟店指導員や店舗開発担当者、各エリアのオフィス勤務者など約1200人が社有車とレンタカーで配送にあたるという。全国の加盟店から手伝いたいという要望も寄せられており、加盟店とともに約600人で仕分け作業を行う。

申し込みのあった32万個超のおにぎりは、まず10日に約14万6000個、17日に約9万4000個、24日に約8万4000個と3回に分けて配送する。10日配送分は4日に締め切ったが、17日と24日の配送分は引き続き申し込みを受け付ける。両日ともに締め切りは前週の水曜日。

なお、おにぎりの製造能力や配達能力が超えた場合は、断るケースもあるという。