ローソンストア100はおかずがウインナーだけで税抜き200円の「ウインナー弁当」の販売エリアを、8月25日から全国673店舗に拡大した(関東431店、中部95店、近畿147店、7月末現在)。

6月30日に関東エリア限定で発売すると、価格の安さだけでなく、彩りが重視される弁当カテゴリーの中で、常識を超えるシンプルさが評価され、「時間がない朝に作ってくれたお母さんの味を思い出す」など、さまざまな評価がSNSなどで話題になった。発売初日から同社の弁当カテゴリーの中で販売数1位となり、発売から2カ月経った現在もトップをキープ。満を持しての全国発売となった。

実際に食べた顧客からも、「ウインナーは燻製の香りがしっかりして期待以上においしかった」と、安かろう悪かろうではない商品であることが評価されている。開発のきっかけを作った林弘昭運営本部関東第二運営部長からは、商品部に対し「白飯によく合う味のウインナーにしてほしい」「ウインナーが主役で5本入れてほしい」といった要望が出されている。商品部はウインナーに黒コショウをかける仕様を提案したが、林氏の希望でケチャップへ変更し、白飯の上のゴマの量も林氏の強い要望を生かして、細部までにこだわった「200円ウインナー弁当」が完成した。
「ローソンストア100」運営本部・関東第二運営部・林弘昭部長

「ローソンストア100」運営本部関東第二運営部・林弘昭部長

開発のきっかけは10年前、林氏が「好きなおかずを思う存分たべたい」という思いで商品部に提案したもの。しかし、「見た目のバランスが悪い」「ウインナーだけでは顔にならない」などの理由で却下された。また、林氏のウインナー5本という提案から、商品部からは売価300円・400円の提案もあったが、林氏が200円を絶対条件としたことで、開発が進まないでいた。その後、改めて原材料の調達や製造ラインを調整して、「ウインナー5本で200円」の開発に成功した。
 
「ローソンストア100」は税抜き100円均一の生鮮コンビニ。100円で冷やし麺やカップ麺などの麺類、惣菜やサラダなども各種揃っているため、「ウインナー弁当」は、それらとの組み合わせ購入で、30~40代を中心に幅広い層の支持を得ているという。
 
林部長によると、弁当の定番なのに主役をはったことのないおかずにスポットをあてた「第2のウインナー弁当」を11月頃に発売する計画だという。