シダックスとスターフェスティバルが資本業務提携へ、事業所給食の新市場開発をめざす

オフィス向けフードデリバリー総合モール「ごちクル」イメージ
総合サービス企業シダックス(株)とフードデリバリーサービスを展開するスターフェスティバル(株)は、相互の経営資源を活用し、新たな「企業・団体向けの食事提供サービス」の開発を推進するためのジョイント・ベンチャー設立に向けた資本業務提携をすすめている。3月11日のスターフェスティバルの取締役会決議を経て、正式に決定する見通しだ。

両社が強みとする法人・団体向けのフードビジネスを取り巻く市場環境は、企業における福利厚生に対する意識の高まり、就労者の働き方の多様化など、ここ数年で変化している。そこで、両社はオフィス、工場などにおける喫食シーンに新しい価値を提供すべく、相互のノウハウ・営業力を結集して新たな市場の開拓を目指し、ジョイント・ベンチャー企業「シダックス・スターフェスティバル株式会社(仮称)」を設立することを検討。

スターフェスティバル(株)が展開するオフィス向けフードデリバリー総合モール「ごちクル」や、デリバリー型社員食堂サービス「シャショクル」の営業を強力に進めるほか、AI等のテクノロジーを駆使したさらなるサービス・システムを開発する予定。また、シダックス(株)の衛生管理システムと業界屈指の食材一元物流システムを活用し、顧客ニーズに応えるフードデリバリーサービスを開発していくことを計画している。