上島珈琲店が“和”素材使用のドリンク展開「金胡麻ミルク珈琲」「柚子ミルク珈琲」「蜂蜜かりんのしょうが湯」

左上=「蜂蜜かりんのしょうが湯」、右上=「柚子ミルク珈琲」、下=「金胡麻ミルク珈琲」
〈金胡麻ソースにホワイトチョコレートを加えて濃厚に/「金胡麻ミルク珈琲」〉
UCCグループのユーシーシーフードサービスシステムズ(UFS)が展開する上島珈琲店は、約1年ぶりに「金胡麻ミルク珈琲」(Sサイズ460円他)を11月21日から発売した。同商品は休止後、来店客から復活の要望が多かったため、ゴマの香りを高めて再発売したという。同社コーヒー企画担当の馬場通博部長は、「ダブルネルドリップコーヒーを使用したミルク珈琲に、店舗ですりおろした濃厚で香ばしい金胡麻の組み合わせました。金胡麻ソースは、ホワイトチョコレートを加えて濃厚にしています。和と洋の組み合わせを女性のお客様にも楽しんでいただけたら」と話した。

〈高知県産の素材を使用/「柚子ミルク珈琲」「蜂蜜かりんのしょうが湯」〉
また、同日からは、高知県産100%の柚子を使用した「柚子ミルク珈琲」(Sサイズ440円他)と、砂糖蜜に漬け込んだかりんにレンゲ蜂蜜・和三蜜糖・高知県産のしょうがを合わせた「蜂蜜かりんのしょうが湯」(Sサイズ400円他)も発売している。馬場部長は、「上島珈琲店は、国産の食材にこだわっています。日本のフルーツは、味わいが繊細ではっきりとした甘さを表現するのが難しいのですが、他チェーンとは差別化できる当社ならではのメニューを、今後も提供していきたいと考えています」と語った。

UFSの上島成介社長は20日、発表会場となった赤坂一ツ木通り店(東京都港区)について、「この店舗は上島珈琲店の次世代型モデルです。新型ネルドリップマシンや、独自のアイスブリュードコーヒーサーバーを設置しています。今後、オペレーション性を向上させながら、2年ほどで次世代店舗に改装していきたい」と語った。