本格的な花見シーズン突入で、盛り上がりを見せている各地の花見スポット。この時期だけの春の風物詩である花見を満喫したいと思う一方、混雑や寒さ、花粉の飛散が気になる人が多いのも実情で、こうしたニーズを取り込み、今年注目を集めているのが、室内で楽しむ“インドア花見”だ。場所取りや準備、片付け不要の花見会場として、“インドア花見”を打ち出す外食店が増えている。

「ビヤホールライオン銀座7丁目店」(東京都中央区)を3月12日から4月14日の期間限定で「お花見ビヤホール」として運営しているのは、サッポロライオンだ。1934年開店の「現存する日本最古のビヤホールで楽しむエア花見!」をコンセプトに、大々的に桜の装飾を施し、場所取りも買い出しもいらない花見空間を提供している。同店は期間中の4月8日、創建 85周年を迎える。これを記念して、17時以降の来店でソーセージの5種盛合わせや生ビール大ジョッキの半額券などハズレ無しのスクラッチカードの配布も実施している。
「ビヤホールライオン銀座7丁目店」18年春のイベントの様子

「ビヤホールライオン銀座7丁目店」18年春のイベントの様子

グループ内で多数の花見プランを用意するのはDDホールディングスで、「ザ・バグースプレイス」(東京都中央区)では、「春のお花見ピクニック・ランチフェア」(時間無制限+食事全20品以上+ソフトドリンク飲み放題、月~金/税抜き1000円、土日祝・同1250円)を用意。店内は桜の生木を装飾し春一色に染め、ピクニックをテーマに春の食材をふんだんに使ったビュッフェを4月2日まで提供中だ。
 
また「kawara CAFE&DINING 錦糸町店」(東京都墨田区)には、「こたつテラスで春のお花見 さくらみぞれ鍋プラン」(2.5時間飲み放題付き、料理9品、同4000円)が登場。「『仕事帰りに仲間で飲みに行くかわりに花見をしようかな、でも夜はちょっと冷え込むし、、、』という、花見シーズンにでてくるお悩みを解消するのがこのプラン。こたつに入りながら桜を見上げることができるため、足元は暖かくお過ごしいただけます」(同社)。メインの鍋は、白色からサクラ色に変化するみぞれ鍋。おろした紅心大根と白い大根おろしを二層にすることで、火にかけると下に隠れていた紅心大根の赤色がスープに染み渡り、サクラ色へと変化するという。提供期間は4月14日まで。

「kawara CAFE&DINING 錦糸町店」の「こたつテラス」

「kawara CAFE&DINING 錦糸町店」の「こたつテラス」

一方、桜の開花時期にあわせて同社初となる花見宴会場を提供するのはワタミ。上野恩賜公園や目黒川の桜並木など、人気の花見スポットからも程近い「坐・和民 上野駅前通店」(東京都台東区)と、「ミライザカ 目黒東口駅前店」(東京都目黒区)の2店舗で、店内に桜の装飾を施した。花見帰りでの利用はもちろん、花見はやりたいが「場所取りや準備・後片づけなどの手間をかけたくない」「寒さや急な悪天候が心配」と悩む来店客に手軽な花見を提案する。うち「坐・和民 上野駅前通店」では、7品と約80種類の飲み放題が楽しめる「春限定 牛タンしゃぶしゃぶコース」(税込み4000円、日~木曜日の予約で3500円)などを用意している。

「坐・和民 上野駅前通店」のお花見宴会場

「坐・和民 上野駅前通店」のお花見宴会場