新型コロナ対応で営業自粛の「すたみな太郎」、一部除き営業再開

「すたみな太郎」グループ店舗が一部除き営業再開(画像はイメージ)
株式会社江戸一(東京都足立区)は、「すたみな太郎」など営業自粛していた同社のバイキングレストランの大半を、3月20日までに営業再開した。

江戸一は「新型コロナウイルス感染防止への配慮と、政府からのブッフェ形式での会食自粛に関する発表を勘案」し、「すたみな太郎」「すたみな太郎NEXT」などバイキング・ブッフェ形式のグループ店舗を対象に、3月5日から営業自粛を開始。

当初の自粛予定は3月12日までだったが、3月10日時点で「各店舗の個別事情を勘案」し、全国の「すたみな太郎」のうち約4割にあたる54店舗などで自粛期間を延長することを発表していた。

そして、3月17日・18日に発表した内容によると、全国の「すたみな太郎」のうち、再開日未定は7店舗。また、5店舗は今回の営業自粛を以って閉店する。それらを除く「すたみな太郎」店舗と、「すたみな太郎NEXT」全店舗は20日までに営業再開となった。

〈再開日未定の「すたみな太郎」7店舗〉
・小平小川町店(東京都)
・八王子堀之内店(東京都)
・下館店(茨城県)
・石岡店(茨城県)
・西友沼津店(静岡県)
・榛原店(静岡県)
・小松島店(徳島県)

〈閉店する「すたみな太郎」5店舗〉
・東浦和店(埼玉県)
・ベイタウン本牧5番街店(神奈川県)
・春野店(高知県)
・新宮店(福岡県)
・大分店(大分県)

なお、江戸一は感染症予防のためグループ店舗で徹底して実施している内容として、以下の6項目を挙げている。
〈1〉従業員のマスク着用の奨励
〈2〉従業員の高頻度の手洗い、アルコール消毒の実施
〈3〉従業員出勤時の体調チェック
〈4〉バイキングコーナーに設置の提供トングの交換、洗浄の徹底
〈5〉店内設備の定期消毒強化
〈6〉利用客の入店時の消毒などの声掛け

江戸一は、「今後も状況に応じ、お客様や従業員の健康・安全のために必要な取り組みを徹底してまいります。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」としている。