マクドナルド、店内客席を終日利用中止、全国の全店舗に対象拡大

マクドナルドが全国の全店舗で店内客席の利用を終日中止(画像はイメージ)
日本マクドナルドは、新型コロナウイルス感染の拡大を抑制するため、4月29日午前5時から、全国の全店舗約2900店舗で店内客席の利用を終日中止する。

同社は、4月20日から政府の「特定警戒都道府県」対象地域13都道府県で同様の取り組みを実施していたが、さらなる安全強化と新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、対象を全店舗に拡大した。準備が整った店舗から順次開始する。また、現在全国に発表されている「緊急事態宣言」の状況や、政府・自治体等からの要請により、今後、対象地域・店舗・期間等が変更となる可能性がある。

日本マクドナルドが公式サイトに掲載した「終日店内客席ご利用中止」の概要は以下の通り。

◆対象期間
4月29日午前5時~5月6日24時(予定)

◆対象店舗
全国の全店舗約2900店舗(臨時休業中の一部店舗を除く)
※特定警戒都道府県対象の13都道府県約1910店舗では4月20日から実施中

◆対象時間帯
全営業時間中(営業時間は店舗によって異なる)

◆営業形態
店内飲食を中止し、持ち帰り、ドライブスルー・デリバリー(店舗によって異なる)のみで提供。

なお、マクドナルドでは、利用客と従業員の対面での接触を軽減できる「モバイルオーダー」や「ドライブスルー」、「デリバリーサービス」といったサービスを提供中。

これらサービスは、「公式ホームページまたは公式アプリ内の、お客様とクルーの安全と安心を守るお約束『みんなのスマイルのために』でもご覧いただけますので、合わせてご利用をご検討ください」(同社)とする。

日本マクドナルドは、「お客様、従業員をはじめ全ての皆様の安全を最優先に、今後も全国の店舗で実施している感染症予防の取り組みを継続するとともに、政府や自治体の方針や発表を注視し、対応を行ってまいります」としている。