ケイエス冷凍食品、家庭用はつくね・牛かつ・すり身——串物が堅調

ケイエス冷凍食品の今期1~10月の家庭用の売上高は前年を下回った。弁当商品が9割以上を占める同社にとって、冷食の弁当市場の苦戦が響いている。主力商品の「国産鶏 鶏つくね串(照焼)」「国産肉 肉だんご」は堅調だが、そのほかで好不調が見られる。好調なのは昨秋発売の「牛かつ串」。今冬は“勝つ"の語呂合わせから受験生応援パッケージを投入する。

「おべんとうごまだんご」も発売4年になるがじわり拡大している。先駆けでもある「エビのチリソース」は他社商品の終売影響もあり、販売が伸びている。

今秋は弁当商品3品を発売したが、中でも「えび串 お魚のすり身団子」が出足好調だ。強みになっている串物の品ぞろえは今後も拡充していく考え。

弁当商品の方向性として、大人向けの設計にすることで、おつまみなどで食卓にも、大人だけでなく子どもの弁当にも自然に利用してもらえると見込む。例えば、串物はおつまみ利用が多いと見られ、弁当需要の落ち込む8月、12月も売上げが安定しているという。来期は「肉だんご」が発売45周年を、「鶏つくね串」が25周年を、それぞれ迎える。節目の年として販促施策に取り組む考えだ。

〈冷食日報2017年11月20日付より〉