キユーピータマゴとカナエフーズが合併へ

冷食日報 2018年8月22日付
キユーピーの子会社であるキユーピータマゴとカナエフーズが2018年12月1日に合併する。合併後の会社名は「キユーピータマゴ株式会社」となる。

近年、少子高齢化、女性の社会進出など社会環境の変化に伴い、食の外部化が進んでおり、これに伴い顧客ニーズが多様化している。両社の合併はこの変化への対応力強化が必要と判断したもの。新会社では、原料調達から加工までを一気通貫で行うことで、コスト競争を図る。併せて、品質力、技術力を向上させ、鶏卵加工業界のリーディングカンパニーを目指し、食の提案を加速していく考え。

キユーピータマゴはマヨネーズ用原料や液卵を中心とした卵素材品の製造販売会社、カナエフーズは厚焼き卵、タマゴサラダなど卵加工品の製造会社。

新会社の代表取締役社長には齋藤謙吾氏が就く。事業内容は卵素材品、卵加工品の製造販売。資本金は3億5,000万円(キユーピーが100%出資)。本社は東京都調布市仙川町2-5-7 仙川キユーポート。

〈キユーピータマゴ12月1日付人事異動〉
▽キユーピータマゴ社長(キユーピー取締役常務執行役員=継続)齋藤謙吾
▽キユーピータマゴ専務(旧キユーピータマゴ社長)楠本正
▽キユーピータマゴ専務(カナエフーズ社長)三浦重之

〈冷食日報 2018年8月22日付より〉