味の素が7日発表した19年3月期第2四半期連結決算によれば、国内の冷凍食品は売上高が493億円となり前年同期よりも15億円減収(3.1%減※決算資料から本紙算出値、以下同様)だった。事業利益は18億円で同25億円減益(59.1%減)。海外の冷凍食品は売上高544億円で同62億円増収(12.9%増)、事業損益は5億円の赤字で同22億円の減益となった。

冷凍食品(日本)は上期、前年の反動減に加え、主力のから揚げ類、炒飯類の苦戦や新領域製品の販売経費増で減収・減益となった。家庭用の売上高は第2四半期から復調傾向だが、第1四半期の販売苦戦の影響をカバーできなかった。業務用の売上高は前年並み。事業利益も同様に第2四半期からは復調傾向だが、第1四半期の減益をカバーできなかった。

なお7~9月で見ると、国内冷食の売上高は254億円で前年を1億円上回った。一方で事業利益は14億円で3億円の減益だった。

冷凍食品(海外)は北米でアジアン製品の販売拡大や欧州の子会社の新規連結影響によって増収となった。一方で米国における物流費の高騰や新生産体制の構築(工場の統廃合)に伴う生産コスト増加があり大幅減益となった。

同社は通期業績予想を修正。上期実績を踏まえ冷凍食品は下方修正している。国内冷凍食品は売上高1,014億円(当初予想1,046億円)で前期比5億円の増収(0.6%増)を、事業利益は26億円下方修正し、前期(78億円)よりも約20億円減益を、それぞれ見込む。

また海外冷凍食品は売上高1,171億円(当初予想1,182億円)で前期比108億円の増収(10.3%増)を、事業利益は10億円(当初予想41億円)で前期(23億円)よりも13億円の減益(56.5%減)を、それぞれ見込む。

〈冷食日報 2018年11月9日付より〉