地域のパン屋さんのパンをオフィス向けに冷凍の焼成済みパンの配送サービスを展開するパンフォーユー(群馬県桐生市)。冷凍食品の需要増から今後の市場拡大を見込み、参入を決めたという。オフィス向けの提案をより強めるとともに、協力してもらえるパン屋を増やすなどさらなる拡大を目指している。矢野健太社長に話を聞いた。
パンフォーユー・矢野健太社長

パンフォーユー・矢野健太社長

地域のパン屋さんのパンをオフィス向けに冷凍の焼成済みパンの配送サービスを展開するパンフォーユー(群馬県桐生市)。冷凍食品の需要増から今後の市場拡大を見込み、参入を決めたという。オフィス向けの提案をより強めるとともに、協力してもらえるパン屋を増やすなどさらなる拡大を目指している。矢野健太社長に話を聞いた。
 
――現在の冷凍パン市場は

 
まだ普及は進まないが今後伸びるのでは。パン自体のマーケットは1.5兆円規模と言われ、冷凍食品の需要は着実に伸びている。そう考えると先々で冷凍パンの需要は増えると考えて取り組んでいる。
 
――現在の販売状況は

 
現在18社と取引をしていて、スタートアップから大手企業まで幅広い。引き合いのある企業の多くは昼食で困っている会社が多かった。買いに行くのにもひと手間かかるため、こうした会社では喜ばれることが多い。最近ではオフィス内で、サラダや弁当の販売もあるため、そうしたところも参加がしやすくなった要因だと感じている。冷凍パンを食べたことのない人からは驚かれることも多く、SNS上にファンクラブができた会社もあり、大変喜ばしい。スピード感を持って取り組み、来年には取引先を300社まで増やしたいと考えている。
 
――個人向けの取引は

 
今は細々としかやっていない。解決しなくてはならない課題も多く、例えば受取の際に宅配ボックスをどうするかといった、配送の問題などがある。オフィス向けは着実に伸びているため、そこから冷凍パンの良さを知ってもらい、2020年ごろには家庭用にも規模を広げられれば。
 
――取引先のパン屋の数は
 
現在は12件で、2019年には50~80件との取引まで広げていく。自社で実際に食べてお願いをするようにしている。2020年には海外のパン屋とも取引をしたいと考えている。色や見た目、味は店によって異なる。より豊富な種類のパンを提供できれば、多くの店の良さを知ってもらえる機会にもなる。
 
〈冷食日報 2018年12月21日付より〉