〈半加工品・素材品を充実〉
味の素冷凍食品は2019年春季の業務用新製品で「焼き目つき餃子」を進化させる。こんがりと自然な焼き目と冷めても硬くなりにくい皮になった。米飯では具材と水を加えて調理時間8分で出来上がるパエリアライスを新提案。三元豚の角切り唐揚げなど調理素材品も品ぞろえする。カット済みケーキはこだわりの素材を使用した2品を追加した。

業務用は新製品29品を2月15日に全国発売する。「簡便・時短オペレーション」「定番メニューの進化・品揃え強化」の2つを開発の柱に据えた。

簡便調理品として販売が拡大している「焼き目つき餃子」は生地の配合と焼成製法を工夫した。なお業務用餃子の販売の半分弱が焼き目つきとなっているという。次の各業態向け製品すべてに新製法を導入する。

▽「袋のままスチコンで焼餃子(肉)(焼調理済)」「同(野菜)(焼調理済)」は10個入トレイ袋(1個約17g)のままスチコン(調理モード:コンビ)で焼き調理できるのが特長。惣菜コーナー向け。
▽「デリカ焼ギョーザ(焼調理済)」「ハーブニンニク入り焼餃子(焼調理済)」は10個入トレイ(1個約23g)のままスチコン(スチーム)で蒸し調理できる。産業給食、ホテル・宴会場向け。
▽「レンジでも餃子(焼調理済)」は10個入トレイ袋(1個約15g)のままレンジ調理できる。

簡便なレンジ調理品として揚げ物では「レンジ若鶏唐揚げ」(20個入540g)を、米飯では「トムヤムチャーハン」(200g袋/1kg袋)を新発売。トムヤムチャーハンはトムヤムクンの味わいをベースにエビ、赤ピーマン、タマゴを加えて炒飯に仕立てた。タイ産のレモングラスやバイマックルーを使用し、さわやかな酸味とコク深い本格的な味わいが特徴だ。米飯では「時間が経ってもおいしさ長持ち」技術を使用した「チキンライス」(250g袋/250g×5入袋/1kg袋)も発売する。好評の「ガツうま!チャーハン」で使用している技術で、炊飯ジャー保温による米のパサつき、コクの劣化を抑えている。カルピスバターを使用した芳醇なバターの風味も特長だ。同技術を使用した「レストラン用 バターライス(白)」(230g袋/1kg袋)、「同(黄)」(1kg袋)も新発売する。

49分割の「カット済みケーキ」には「ラ・フランス(山形県天童産ラ・フランス使用)」「日向夏(宮崎県産日向夏果汁使用)」(各367g箱、1個約7.5g)を追加。ラ・フランスは甘さを引き出すために予冷・追熟を行い皮ごとピューレにして果実本来の風味を引き出している。日向夏も皮のまま搾汁し素材の風味を生かした味わいに仕上げた。カット済みケーキは新製品を加えて全9品となる。

〈パエリア用ライス、酢豚の簡便素材〉
半加工品・素材品の品ぞろえも充実した。「パリッとおこげのパエリアライス」(900g袋)はパエリア皿に凍ったままの製品と好みの具材をのせ、水を加えてオーブンで約6分さらにガスコンロで2分(コンロだけでも可能)加熱するだけで、パリッとしたおこげと芯のあるアルデンテ食感のパエリアが出来上がる。おこげが皿からはがれやすく、洗浄が簡単なのも特長だ。
「パリッとおこげのパエリアライス」

「パリッとおこげのパエリアライス」

ベトナム産完熟マンゴーを業務用でも展開。「完熟マンダリンマンゴー(カット済み)」(500g)で、カットは家庭用より大きめ。
 
「三元豚の角切り唐揚げ」(800g)は自然解凍を含め5通りのマルチ調理に対応。解凍後に野菜一緒に炒めてタレを合わせれば簡単に酢豚ができる――といったアレンジ自在の調理素材品として提案する。
 
マルチ調理品は「蓮根の挟み揚げ(豚)」(30個入袋、1個約28g)も発売。自然解凍にも対応し5通りの調理が可能となった。
 
定番メニューとして、焼売5品種を改良した。「大焼売」は焦がし葱油を加え風味豊かに、「海鮮大焼売」はXO 醤を加えて旨みを引き立てて新発売する。
 
チキンは粗挽き黒胡椒がきいた「鶏もも唐揚げ(黒胡椒)」と辛みとうま味がやみつきの赤い「旨辛ささみスティック」の2品を追加。
 
〈冷食日報 2019年1月11日付より〉