冷凍食品を利用していない人は、男女とも減少傾向にある。

日本冷凍食品協会(冷食協)がこのほど発表した冷凍食品の利用状況実態調査結果によると、この3年で着実に冷食の利用者が拡大している。冷食を利用したことがない人は全体の5%足らずと極めて少数だ。

調査は今年2月23~24日にインターネットを使って行った。冷凍食品を月に1回以上利用する25歳以上の各年代の男女各625人を抽出するために行った約1万人を対象にしたスクリーニング調査では、冷食を「ほとんど又はまったく使わない」との回答は19%だった。ただし過去を通じて冷食を利用したことのない割合は、全体で5%そのうち女性は3%、男性は6%と極めて少ない。

利用経験はあるのに冷食を日常的に使わなくなった理由は、女性は「お弁当を作らなくなったから」(40%)が圧倒的に多い。次いで「できるだけ手づくりにするようになったから」(28%)、「中国産が多いから」(22%)、「割高に感じるようになったから」(21%)。男性は「特に理由はない/わからない」(32%)が最多。そのほか特定の理由に偏りはなかった。
冷凍食品を利用する頻度/冷食協調査

冷凍食品を利用する頻度/冷食協調査

〈冷食利用者は平均で週1.9回利用〉
冷食を月1回以上利用する人を対象にした本調査では、利用頻度は平均で週1.9回、「週2~3回」が34%で最も多かった。「ほぼ毎日」も11%と1割を超えた。特に弁当を作っている人に限ると、男女別で平均2.4~2.5回、「ほぼ毎日」と「週2~3回」利用する割合を合わせると男女別で58~60%となる。
 
冷食の利用頻度が1年前と比べて「増えた」と回答したの割合は25%。特に若年層で「増えた」との回答が多かった。女性は25~34歳が38%、35~44歳が32%「増えた」と答え、男性は25~34歳が27%、35~44歳が33%が「増えた」と答えた。
 
利用頻度が増えた利用は、男女とも「調理が簡単で便利だから」が最多(女性80%、男性81%)、次いで「おいしいと思う商品が増えたから」(同49%、54%)となった。 「お弁当を作るようになったから」は女性(34%)が多く、男性(22%)はやや少ない一方、「手ごろな値段だから」は女性(32%)に対して男性(44%)の回答率が高かった。

冷凍食品を利用する頻度/冷食協調査

冷凍食品を利用する頻度/冷食協調査

〈購入場所は圧倒的にスーパー、ドラッグストアも年々増加〉
冷食の購入場所について、男女とも「スーパー(店頭)」が90%を超えて圧倒的。「ドラッグストア」も年々増加しており、今回の調査では女性25%、男性29%となった。コンビニも男性は27%と女性(15%)を10ポイント以上も上回っている。
 
年齢別にみると、ドラッグは25~34歳女性が46%と最多で、男性も25~34歳が37%、35~44歳が43%と若年層が多い。35歳以上の女性でドラッグでの購入率は年代別に15~26%、45歳以上の男性では14~27%と若年層との隔たりがある。
 
コンビニは25~34歳男性が41%と圧倒的に多い。男性は35~44歳(33%)、45~54歳(29%)も多いのに対して、女性は25~34歳が25%と比較的多いが、35歳以上は年代別に7%~17%と少なく、男女差は大きい。