財務省がこのほど発表した2019年7月の冷凍果実輸入高は数量ベースで8,162tとなり、前年比1.1%増となった。2カ月ぶりに前年を上回った。無加糖ストロベリーの大幅減が響いたが、加糖品の増加でカバーした。金額ベースでも2.9%増の27億8,076万円と2カ月ぶりのプラス。1kg当たり単価は平均340.7円で前年より1.8%高となった。中国産は合計2,210tで前年比44.1%の大幅増となった。7カ月連続で前年を上回った。中国産の平均単価は229.6円で前年比14.8%の大幅下落となった。

最大品目である無加糖ストロベリーは前年同月比37.0%減と前年大幅増(62.8%増)の反動もあり減少した。3カ月ぶりの前年比マイナス。中国は3.2%増と堅調だったが、前月まで7割増ペースだったエジプトが84.6%減と減速した。チリ、モロッコはともに2割以上の減少となった。平均単価は258.5円で前年比3.0%安だった。

加糖ストロベリーは2倍増と2カ月ぶりに再びプラスとなった。中国が2.5倍増と3カ月ぶりに前年を大きく上回った。平均単価は280.9円で6.5%安。

無加糖ベリーは22.1%増と2カ月ぶりに再びプラスとなった。トップシェアのカナダが25.3%増と大幅に伸長。2カ月ぶりのプラスとなった。2位の米国は18.3%増と2カ月連続のプラス。チリは前年7割減の反動もあり当月は4割増となった。平均単価は347.2円で前年比3.4%安、6カ月ぶりに下落した。

無加糖パパイヤ・マンゴーは18.4%増で2カ月ぶりのプラス。トップシェアのペルーが2.4倍増と3カ月連続の前年比プラスとなった。ベトナムが5割増と3カ月ぶりのプラスとなったが、タイは44.7%減と不振が続いた。

無加糖ラズベリーは30.0%増と2カ月ぶりにプラスに転じた。トップシェアのチリは前年7割減の反動から当月25.4%増と2カ月ぶりのプラス。セルビアは34.1%増と3カ月ぶりにプラスに転じた。平均単価は405.3円で前年比8.6%安。

無加糖パイナップルは14.4%減と4カ月連続のマイナス。コスタリカが56.8%減と5カ月連続マイナスとなった。フィリピンは2倍増と伸長。ベトナムも5.2倍増となった。平均単価は272.4円で9.4%安と下落。これまで400円台だったフィリピン産が当月は272円となった。

〈冷食日報 2019年9月6日付〉
2019年7月の冷凍果実輸入量

2019年7月の冷凍果実輸入量