〈2004年度比25.4%減、2020年度目標を既に3.4ポイント上回る〉
2018年度における家庭用冷凍食品容器包装のプラスチック使用量原単位(冷凍食品販売数量当たり)で前年比3.1ポイント(P)減少し、基準年である2004年度比では25.4%減少と、2020年度の目標である22%減少を3.4P上回った。日本冷凍食品協会が10月7日、調査結果を発表した。

同協会は「パッケージフィルム、トレーの薄肉化、ピッチ幅の短縮化などによる冷凍食品メーカーのプラスチック使用量の削減努力の他、小分け資材を多く使用する弁当商材などの生産が振るわなかったことが要因と考えられる」とコメントしている。

同協会は、2006年3月に策定した『冷凍食品業界における容器包装3R推進のための自主行動計画』(第一次)では、2010年の最終年度に2004年度比で原単位当たり3%削減の目標を策定し、5.8%削減を達成した。

その後、2012年3月に策定した『冷凍食品業界における容器包装3R推進のための第二次自主行動計画』では、2015年度までに2004年度比で原単位当たり9%削減する目標を設定し、18.9%削減と大幅に目標を上回った。

さらに2017年3月に策定した『冷凍食品業界における容器包装3R推進のための第三次自主行動計画』では、2020年度までに2004年度比で原単位当たり22%削減する目標を設定していたが、今回の2018年度の結果で25.4%減少と、既に目標を3.4P上回った。

3Rとは、リデュース(Reduce:減量)、リユース(Reuse:再利用)、リサイクル(Recycle:再生利用)のこと。このうち容器包装リサイクル法の対象が一般廃棄物として家庭から排出される容器包装であり、また、冷凍食品の場合の容器包装はほとんどプラスチックであるため、調査対象は家庭用冷凍食品のプラスチック容器包装に限定している。

また、この自主行動計画では、「取組みの結果については毎年度検証し、公表する」としていることから、フォローアップ調査(2018年度実績)について家庭用冷凍食品メーカー9社を対象に実施した。

〈冷食日報 2019年10月8日付〉