「ポッカレモン」から初の冷凍製品、「そのまま使えるカットレモン」/ポッカサッポロフード&ビバレッジ

ポッカサッポロフード&ビバレッジ「冷凍ポッカレモン そのまま使えるカットレモン」
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、レモンをくし切りにカットし冷凍した「冷凍ポッカレモン そのまま使えるカットレモン」(200g)を2月24日から関東エリア(1都6県)で発売する。「ポッカレモン」は1957年から展開しているが、家庭用で冷凍レモンが発売されるのは初めて。同社は、家庭内におけるフードロスの低減をサポートし、「レモンのまるごとのおいしさ・健康・簡便をお届けしたい」としている。

レモン市場は、レモンの健康情報が増えたことや、フードやスイーツでの展開、そしてレモンサワーの人気もあって拡大中。ポッカサッポロ社のレモン事業の販売金額も前年比108%の約250億円となり、好調に推移している。同社はレモンの総需要拡大に取り組んでおり、レモンの原料産地の生産振興に取り組むほか、レシピ提案や体験イベントを続けている。

今回発売される「冷凍ポッカレモン そのまま使えるカットレモン」は、丁寧に手摘みしたレモンをくし切りにカットし急速冷凍したもので、洗う、切るなどの手間なくドリンクや料理に使用できるという。特徴は、特許出願中の“22.5°カット製法”を採用していること。カット断面に芯が無いため、きれいな見た目で搾りやすく、果実感の高いレモンが味わえることから「ポッカレモンスマイルカット」と名付けている。チャック付き袋のため必要な分だけ使えるように工夫した。賞味期限は2年間。

なお、レモンの原産地は南アフリカ共和国で、現地と日本国内で2度の検品を実施し、外果皮の色やキズ、果肉部の割れ・欠けなど自社基準で管理しているという。

さらに、業務用ルートに向けては、500g製品を同日から発売する。飲食店におけるレモンサワーは依然人気であり、人手不足に対応する簡便性や、氷代わりに使用し、薄くならない点などが支持されそうだ。