総務省統計局が6月5日に公表した2020年4月の家計調査によれば、二人以上の世帯における実質消費支出は前年同月比11.1%減と大幅に落ち込み、7カ月連続で前年を下回った。前月比(季節調整値)でも実質6.2%減少した。名目では11.0%減26万7,922円だった。

一方、食料支出は実質6.6%減で2カ月連続実質減。外食、菓子類などの減少が引き下げた。名目では4.6%減7万3,919円だった。

同局は、家計調査の追加参考図表として、「新型コロナウイルスの感染拡大により消費行動に大きな影響が見られた品目など」をまとめ、次表の通り挙げた。「休校や在宅勤務の広がりによるすごもり需要や、外出自粛による影響などが伺える」とコメントしている。

〈冷凍調理食品は16.6%増、外食大幅減もハンバーガー21%増〉
品目分類(名目)で、「調理食品」の支出額は前年同月比1.1%減9,996円と若干の減少。うち、「主食的調理食品」は4.0%減4,250円。弁当、おにぎり、調理パンなどが減少したが、冷食も含まれる「他の主食的調理食品」は12.5%増と2ケタ増えた。

「他の調理食品」は1.2%増5,746円。「やきとり」「サラダ」などマイナスの品目もあるが、2ケタ増だったものも多く、「冷凍調理食品」は16.6%増と伸長した。
調理食品

一方「外食」の支出額は前述の通り大幅減で、品目分類(名目)では64.8%減。「飲酒代」に至っては90.0%減に達した。「食事代」も62.2%減、品目別でも大幅減が並ぶが、唯一「ハンバーガー」のみ21.0%増と大幅増だった。
 
〈冷食日報2020年6月8日付〉

外食