旭食品は2020年3月期の決算を発表した。売上高は4.4%増の4,778億円、経常利益は44.1%減の12.9億円で増収減益となった。地区別売上高は関東が20.9%増と大幅に伸長したものの、ホームである四国は1.5%減と伸び悩んだ。商品別では冷食が6.9%増、食品が6.0%増と前期に引き続き伸長した。一方で、前期6.8%増と好調だった酒類は2.1%減で前年を下回った。

前期の取り組みとして、高知大学との包括連携協定に基づき、“地域に貢献したい”という思いを具現化すべく「旭ものづくり研究所」を2019年11月に設立。食品の成分分析や食品製造にかかる基礎的部分の研究を行い、同社グループの特徴ある商品を開発している。

また、12月にはベトナムのグループ会社で水産加工品の製造・販売を行うSAKURA FOODの新工場を稼働開始。地球環境に配慮した設備を導入しており、使用電力の40% をソーラー発電でまかなえるコスト抑制を実現している。主力商品の水産加工以外に有機JAS 認証を取得し、冷凍フルーツの加工製造も手掛けていく。なお、今年度の予算は新型コロナウイルスの影響で見通しがつかず、公表を控えるとしている。

〈冷食日報2020年6月19日付〉