〈リニューアル品は10品〉
素材本来の味を活かした「5フリー」の商品作りを進めるイートアンドは、2020年秋冬の家庭用冷凍食品新商品6品・リニューアル品10品を8月末より、全国で発売する。

コロナ後の変化を見据え、キーワードとして「イミ消費」を設定。生活者の食に対する意識が高まる中、

▽香料
▽甘味料
▽着色料
▽保存料
▽化学調味料
――5つを使わず、素材の持つ本来の美味しさを活かした「5フリー」の商品づくりを進め、「安心・安全で身体の健康を保てる」という商品購入時の「意味」を訴求していく。

今秋の新商品・リニューアル品では計16品中12品で5フリーを実現し、パッケージに「5フリーマーク」を入れる。また、今後は他の商品も順次5フリーに切り替えていく。7月9日、都内で新商品発表会を開催し、星野創常務執行役員食品営業本部長らが商品コンセプト等について説明した。
イートアンド パッケージの「5フリーマーク」

イートアンド パッケージの「5フリーマーク」

今秋の商品コンセプトは「おうちで外食気分」とし、コロナ禍を期にライフスタイルが大きく変化し、リモートワークやオンライン飲み会の増加など、自宅で過ごす時間が増えたことに着目。自宅で簡便に調理ができ、外食気分を楽しめる商品ラインアップをそろえた。また、在宅時間が増えたことから食に対する意識が高まっており、それに対応して前述の「5フリー」の商品作りを進めた。
 
注目の新商品は「大阪王将 たれつき肉焼売(しゅうまい)」(6個210g)。以前、同社で協力工場OEMの焼売を発売していたことがあったが、今回の新商品は関東第一工場に生産設備を導入し、初めての自社生産の焼売となる。
 
開発コンセプトは「大阪王将の『町中華』を楽しもう!たれ・からし付き ご飯がすすむ大粒肉焼売」とする。「町中華」らしい懐かしさを感じる、肉感とジューシーさを兼ね備えた味わいに設定、たけのこ入りで食感も楽しめる。1粒35g と競合商品と比較して最大クラスの大粒と、他社商品にはないたれ・からし付きを差別化ポイントとする。同社の調査では、冷凍焼売を食べるときにタレなどを付けるという人が60%と半数以上、またからしを付ける人が約4割と需要があることから、利便性に配慮したという。「5フリー」も実現している。
 
「大阪王将 小籠包」(6個150g)は、濃厚なあふれ出すスープが魅力の小籠包。ほたてエキスを使用し、素材由来のうま味成分がスープに溶け込んでいる。また、皮を大幅リニューアルし、もっちり薄皮仕立てながら破れにくくするとともに、配合を見直し皮がスープを吸い込まないようにすることで、従来商品と比べてスープ感を大幅に増した。袋のままレンジ調理可能で簡便性も高い。「5フリー」商品。生産工場は関西工場の自社生産品。
 
「大阪王将 ぷるもちえび水餃子」(210g)はエビ感をアップするなどブラッシュアップし、新商品として発売。えびの仕込み量を増量するとともに、1粒のサイズを小さくし、食べやすくした。使用するえびは自社でカットし、特別な漬け込み工程を経てプリッとしたえびに加工している。「5フリー」商品。生産工場は関東工場。
 
「大阪王将 焦がし醤油炒飯」(300g)は、ローストしょうゆオイル、ローストしょうゆパウダーの香ばしい醤油の味と風味がやみつきになる「大阪王将史上今までにない最強にうまい炒飯」。味にこだわり、肉のエキスと酵母エキスで優しくもやみつき感のある奥深い味に仕上げた。具材には九州産黒豚、玉子、ねぎ、にんじんを使用。「5フリー」商品。生産工場は熊本県協力工場。
 
中華まんは「大阪王将 ふっくら豚まん」「同五目中華まん」(各3個210g)の2品を発売。豚まんは、豚肉とたまねぎを増量し具材感をアップ。生地は生のイースト酵母菌を使用することで香りが引き立ち、より軽く、口どけをよくした。具材には豆腐の発酵調味料・南乳を使用し、奥行きのあるうま味を出した。中華まんは、7種の野菜と豚肉を具材に使用。とろみを加えてとろっとしたあんに仕上げた。生地は豚まんと同じものを使用。生産工場は千葉県協力工場。
 
〈冷食日報2020年7月13日付〉