〈強みを持つ畜肉商材でコロナ禍以降の内食需要増加に対応〉
日本ハム冷凍食品は、家庭用冷凍食品の2020年秋冬新商品8品、リニューアル品5品、パッケージリニューアル品3品の計16品を発売する。今秋は同社グループが強みを持つ畜肉を使った食卓品「シェフの厨房」シリーズ3品を発売し、コロナ禍以降の内食増加といった市場変化に対応する。22日、同社で新商品発表会を開催し、植月実社長らが商品概要などについて説明した。

新商品「シェフの厨房」シリーズからは、「チキンステーキ」、「鉄板焼ハンバーグ」、「ロースとんかつ」とグループで強みを持つ畜肉を使用し、夕食の主菜にも使えるボリュームの商品3品を発売。小林県営業企画部部長代行によれば、開発背景には、今春のコロナ禍以降、内食が増加して食卓品が大きく伸びる一方、弁当品が苦戦するというマーケットの変化が挙げられ、そうした生活者の意識変化に対応することを目指したという。

ターゲットは30~50歳台の有職主婦や単身者で、昼食・夕食の主菜として、3つのベネフィットを提供。1つは、外食のコンボメニューのように組み合わせて楽しめる点で、店頭POP等でも3品を組み合わせたミートプレートも提案。2つ目は世帯人数が平均2.2人となる中、主菜サイズの大きさで2個入というちょうどよいボリューム。3つ目はレンジ調理で2~3分程度という調理の簡便性を挙げる。3品とも発売日は9月1日、オープン価格だが実勢売価はいずれも298円程度を想定する。

「チキンステーキ」(2個150g)は、鶏もも肉を高温のオーブンで焼いた後、直火で炙り、香ばしくジューシーに仕上げた。冷食では他にないような厚み、大きさも特徴で、ここまでの商談では3品の中でも最も評価が高いという。製造工場は日本ハム食品関西プラント。

「鉄板焼ハンバーグ」(2個180g)は牛肉、豚肉を6:4で使用し、2層包み製法で内側に肉汁を閉じ込め、レンジ調理でもふっくらジューシーに仕上げたハンバーグ。従来品「レンジで鉄板焼ハンバーグ」(今秋終売)では鶏肉も使用しており、よりハイグレードな仕様にしている。製造工場は日本ハム食品関東プラント。

「チキンステーキ」「鉄板焼ハンバーグ」とも、塩・しょうゆベースの薄味で仕上げており、家庭のソースで好みの味付けで楽しめるようにしている。

「ロースとんかつ」(2個140g)は、豚ロース肉でもおいしい「芯」の部分のみを使用して成型した厚切りのとんかつ。成型加工ながら日本ハムグループのノウハウで一枚肉のような食感を出した。衣は二度揚げでサクッとした食感に仕上げている。製造工場は日本ハム惣菜北海道工場。今春より展開する肉のおかず「肉道」シリーズからは、「肉道 牛すき焼き肉」(134g)を9月1日に秋冬の期間限定で発売。30~50代の有職女性などをターゲットに、昼・夜の1人前主菜としてやわらかな“すき焼きのお肉だけ"を楽しめる一品。トレー入りで、温めたうどんと合わせれば簡単に牛すきうどんも楽しめる。想定売価は298円程度、レンジ調理、製造工場は日本ハム惣菜新潟工場。

スナックは2品を発売。「チキチキポテト」(6個90g)は、北海道産の角切りポテトと鶏むね肉を合わせて唐揚げにした、フライドポテト+鶏唐揚のような商品。スパイシーな味付けで、おつまみにも、お弁当にも使える。家飲み需要の高まりと、学校再開を受けて発売日を前倒し、7月1日発売とした。想定売価は180円程度、レンジ調理、製造工場は日本ハム惣菜北海道工場。

「ちっちゃなチーズハットグ」(標準7個210g)は、韓国屋台の人気メニュー「チーズハットグ」を子どもも食べやすい小さいサイズに仕上げた商品。小さい子がやけどしないよう、チーズは伸びるタイプではなく、チーズソースとしている。8月1日発売、想定売価は298円程度、レンジ調理、製造工場は日本ハム惣菜北海道工場。

ほか、弁当品を2品発売。「旨味から揚げ」(6個90g)は、国産鶏肉を使用し、かつおとこんぶの旨味が感じられるからあげ。9月1日発売、想定売価は180円程度、レンジ調理・自然解凍、製造工場は日本ハム惣菜宮崎工場。

「ポテトサラダ巻き」(6個90g)は北海道産ポテトを使用したスモークチーズ風味のポテトサラダをお肉で巻いた商品。9月1日発売、想定売価は180円程度、レンジ調理・自然解凍、製造工場は日本ハム惣菜北海道工場。

〈冷食日報2020年7月28日付〉