日本ハム冷凍食品は1月15日、オンラインで新商品発表会を開催し、2021年春夏家庭用冷凍食品の新商品13品・リニューアル品15品を発売すると発表した。コロナ禍以降の冷食需要の変化を踏まえ、自宅で外食気分を演出する本格派夕食おかずを拡充する。

「中華の鉄人 陳建一」シリーズからは、新規に味・品質にこだわり、家庭用冷凍食品として高価格帯の本格派ワントレー中華惣菜3品を投入し、新たな市場開拓を目指す。

今回の新商品コンセプトとして、「WITHコロナ」の冷食需要の変化に対して
(1)自宅でのプチ贅沢需要に対応した「本格派夕食おかず売場の拡大提案」
(2)巣ごもり・テレワークランチ需要に対応した「丼の具売場の拡大提案」
(3)間食・朝食需要に対応した「マルチパックスナック商品売場の拡大」
――と3つの売場提案を挙げる。新商品のカテゴリー別内訳は食卓惣菜5品、丼の具2品、スナック2品、弁当品1品、小売向け業務用商品2品、アレルギー対応「みんなの食卓」1品。

〈(1)自宅でのプチ贅沢需要に対応した「本格派夕食おかず売場の拡大提案」〉
「中華の鉄人 陳建一」シリーズから本格派のワントレー中華惣菜3品を新たに展開。自宅で外食気分を演出する本格中華の味・品質にこだわった夕食おかず商品で、価格も従来の家庭用冷食と比べアッパークラスの398~448円(価格はすべてオープン価格であり想定売価)と、新たな需要の開拓を目指す。

メニューは「海老チリ」(160g)、「回鍋肉」(140g)、「酢豚」(176g)の3品で、いずれもトップシールタイプのトレーを採用し、トレーのままレンジ調理し、お皿不要で食べることができる。ターゲットは生活や趣味にお金をかける50~60代のアクティブシニア層とする。発売は3月1日。

「中華の鉄人 陳建一」からはもう1品、「ひとくち旨み焼売」(標準24個336g)を、既に2020年12月1日に先行発売している。陳建一特製の“美味湯"を使用したジューシーな焼売。冷凍焼売市場で欠落している小粒・大容量+高級志向というポジションを狙う。製造工場は日本ハムグループ企業・宝幸の筑西工場で生産している。想定売価は398円。

なお、「中華の鉄人 陳建一」シリーズでは、既存品4品と新商品4品の計8品を対象に9年ぶりとなるクローズドキャンペーンを4月1日から実施。対象商品税込600円以上のレシートで応募すると抽選で1,000人に現金5,000円、500人に「中華の鉄人 陳建一」シリーズ8品詰め合わせをプレゼントする。販促物等も用意して売場を盛り上げるとともに、新コンセプトであるワントレー中華惣菜の訴求を図る。

もう1品、2020年秋から3品で展開している肉系の夕食向け食卓惣菜「シェフの厨房」シリーズから、「粗挽きメンチカツ」(2個150g)を3月1日に発売。既存の「チキンステーキ」を2個150gから160gへ、「ロースとんかつ」を2個140gから150gへ規格変更するリニューアルを施し、食べ応えを高めるとともに、「鉄板焼ハンバーグ」(2個180g)はパッケージリニューアルを行う。

〈(2)巣ごもり・テレワークランチ需要に対応した「丼の具売場の拡大提案」〉
「ふわとろ卵の丼の具」シリーズとして「かつ丼の具」(2トレー180g)「親子丼の具」(2トレー160g)の2品を3月1日に発売。家族のいる30代女性をターゲットに、テレワークや外出しない週末の昼食需要を狙った商品。2トレー入りで、1トレー使いで茶碗1杯分とお母さん・子どもの昼食、2トレー使いで丼1杯分とお父さんの昼食と、使い分けられる。レンジ調理で半熟卵のようなふわとろ卵の丼ができるのも特徴。パッケージは女性視点から通常と異なるマット素材を採用し、売場での認知向上を図る。想定売価は328円。

〈(3)間食・朝食需要に対応した「マルチパックスナック商品売場の拡大」〉
子どものおやつやテレワーク中の小腹満たしに最適なマルチパックスナックとして「チキチキボーン味の骨なしフライドチキン」(標準5枚240g・2月1日発売・想定売価358円)および、2020年秋に発売し好評の「ちっちゃなチーズハットグ」の姉妹品、「ちっちゃなカレーロール」(210g・3月1日発売・想定売価328円)を投入する。

〈冷食日報2021年1月19日付〉