財務省関税局が発表した2017年4月の酒類輸入通関実績によると、酒類合計の数量は1.5%減となった。

4月より、輸出統計品目表及び輸入統計品目表が一分変更になり、「グレープブランデー」「ウイスキー」「その他のブランデー」が原酒と製品を合算して発表されることとなった。ウイスキーは5コードが一つに統一されたため、製品と原料の区分や種別の数字がわからなくなる。

ビールは6%減、新ジャンルは微減。ワインは、チリをはじめスペインやアメリカ、オーストラリアが2ケタ増となり、9%増となった。スパークリングワインも引き続き好調。ウイスキーは10%増。

ハードリカーでは、ジンが3カ月連続で3割増、ラムは2ケタ減。リキュールは5%減となった。

■ワインはチリが3カ月連続大幅増、ビールはドイツの大幅増続く

ワインでは、1~2月4割増、3月も5割増となったチリが引き続き3割増と大幅拡大。旧世界上位国では、スペインのみが37%増、アメリカとオーストラリアも2ケタ増となった。ただ累計では、チリとオーストラリア以外前年割れが続く。

ウイスキーは、コード変更の関係で、製品と原酒トータルでの数字となる。英国積みは5割増、米国積みは3割減。

ビールでは、前月も3.6倍となったドイツが4月も2割増で、累計でも5割超増。メキシコは前月の2割減に続き大幅減。「コロナ」の販売元移行の影響か。オーストラリアは単月で2.6倍、累計でも37%増と好調が続く。

新ジャンル・発泡酒は、最大シェアの韓国が単月で微増となったが、2位ベトナムが2割減。韓国は累計でも前年を割り込んでいる。