2013年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを機に、日本の伝統的な食文化である醸造食品が改めて世界中で注目された。

そういった追い風もあり、特に昨年あたりからは〝日本酒ブーム〟といった状況が続いており、吟醸や純米酒など付加価値の高い特定名称酒が大きく伸びてきた。

設備面においても醸造機械メーカーからは、引き続き清酒業界では投資意欲が高く、案件も重なっているという声が聞かれる。一部の焼酎でも多いようだ。さらに、清酒や味噌メーカーが続々と参入している甘酒に関連する設備の引き合いも多いと聞く。

今年5月には東広島市で、2年ぶりとなる「全国醸造機器用品展示会」が開催されたが、同展示会でも甘酒に関連する機器の展示が目立った。

本特集では、恒例となっている醸造機械機器の関連企業トップへのインタビューを実施する。また、昨年に100周年の節目を迎えた焼酎トップメーカーの霧島酒造の江夏順行社長にインタビューを行うとともに、メガブランド「黒霧島」の人気の秘密について伺った。