10年熟成「黒霧島MELT」、数量限定で販売を開始―霧島酒造

霧島酒造は11月1日、「黒霧島MELT」(720ml、税込4500円)を同社公式通販サイト「霧島通販蔵」および霧島ファクトリーガーデン内の「霧の蔵ブルワリー」にて、数量限定で販売を開始した。原材料はさつまいも(南九州産)、米こうじ(タイ米)。アルコール分30%。

「黒霧島MELT」は、本格芋焼酎「黒霧島」を樽貯蔵の期間を含む10年以上熟成し、新たな魅力を付加した商品。MELTには「とろける・溶け込む・心が和らぐ」という意味がある。樽貯蔵することにより、とろける甘さ、フルーツやバニラを思わせる香りを与えた濃厚な味わいに仕上がった。

オリジナルのボトルデザインは、「黒霧島MELT」のとろける味わいと、心和らぐ香りをボトルのくびれで、濃厚な余韻を重厚なボトルの底で表現した。また、黄金色を引き立てるよう、透き通った透明度の高いガラスを採用している。「黒霧島」は来年、発売開始から20周年を迎える。

「日頃“黒霧島”を愛飲いただいている方へ、ひと口ずつ大切に味わいたくなるような特別感のある本格芋焼酎を届けたいという想いから開発が始まった」(同社)。樽貯蔵商品を好むユーザー層の獲得も目指す。

〈食品産業新聞2017年11月2日付より〉