調査会社のクロス・マーケティングは全国の20~69歳の有職者である男女を対象に「ライフスタイルとアルコールに関する調査」を実施した。調査期間は11月24日から26日までで、有効回答数は1,000サンプル。

調査の背景や目的としては現在、政府主導で「働き方改革」が積極的に推進され、さまざまな企業が働き方改革に注力している。それにより、個人単位でも自身のワークスタイルやプライベートの過ごし方を価値あるものにしようとする意識の盛り上がりが見られている。そこで本調査では、忘年会シーズンであり年末の振り返りとして、仕事とプライベートが昨年と今年でどう変化をしたのか、また、プライベートシーンとして自宅内外の飲酒機会・飲酒の仕方の変化などを調査し、ライフスタイルとアルコールに関する意識と実態について明らかにした。

昨年から今年の変化を比較すると、仕事では「仕事とプライベートのメリハリをより意識するようになった」が31.7%と最も多い。タイムマネジメント意識やワークライフバランス意識なども多く、働き方への意識変化が見られる。プライベートでも充実した週末や家族と過ごす時間の増加が挙げられ、仕事とプライベート両方に変化が見られる結果となった。

プライベートシーンとしての飲酒実態を見てみると、最もよく飲む酒はビールが34.4%で最多。飲酒シーンでは家飲み派が79.2%と大半を占める。
最もよく飲むお酒

昨年と今年を比較した飲酒シーンの変化も、外飲みが減少した一方で平日・休日共に家での飲酒機会が増加している。最もよく飲むお酒別で変化をみると、特に高アルコールRTD 飲用者に7家飲みの増加が顕著となった。また、家飲みの仕方としては、平日は「飲酒時短派」が多く、休日は「飲酒ゆっくり派」が多い。

家で飲むお酒に期待することとしては「手頃な値段で酔えること」が59.5%と期待値が高い。最もよく飲むお酒別で見ると「発泡酒」「焼酎」「低アルコールRTD」飲用者でその傾向が強い。また、今年多数の新商品が発表された高アルコール飲料の印象は「手頃な値段でしっかり酔えそう」が49.7%で最多だが、最もよく飲むお酒別で見ると「発泡酒」「新ジャンル」「高アルコールRTD」飲用者においては6割近くがその印象を持っている。

〈酒類飲料日報2017年12月21日付より〉

家で飲むお酒に期待すること