灘酒研究会は8日、神戸市中央区の北野工房のまちで、「2018年度“灘の生一本”(純米酒)統一ブランド 発売記念 特別試飲会」を開催した。11日の「灘の生一本」ブランド発売日に先立つイベントで、一般公募した先着360人の参加者が、蔵元10社のお酒の飲み比べを楽しんだ。また、会場では、全国きき酒選手権大会の兵庫予選会も同時に開催された。

主催者あいさつで同研究会酒質審査委員会の山内隆寛委員長(白鶴酒造研究室課長代理)は、「“灘の生一本”は2011年に8銘柄でスタートした。13年に1社加わり9銘柄となり、8年目の今年は“浜福鶴”が参加し、合計10銘柄で発売することになった。本日は9月11日の発売に先駆けて楽しんでもらいたい」と述べた。

今年の特別試飲会は120人ずつ3回に分けて実施した。山内委員長はスタイルを変えたことについて、「昨年までは120人限定だったが、もう少しお客に知ってもらいたいと思い、3回の試飲会にした。3倍の規模となるのでお酒も3倍用意した」と説明した。

また、「灘の生一本」の全体の傾向については、「各社個性があるが、辛口でキレイな酒質が比較的多い」とし、白鶴酒造の「灘の生一本」については、「今年はより辛口に仕上がった。きき酒を行うと、酸味が辛口を引き立てている」と語った。

〈酒類飲料日報 2018年9月11日付より〉