養命酒製造は、国産クロモジエキスを配合した冬のケア商品「養命酒製造のど飴」を10月1日に発売した。クロモジとは「養命酒」にも使用されている和製ハーブ。養命酒製造は長年、クロモジについて研究しており、その知見を活かした。

とろーりとしたハーブ風味のペーストを、ほんのり甘い黒蜜風味の餡で包んだ2層構造。内容量64g(約16粒)、個包装ピロー、希望小売240円税別。パッケージは東洋ハーブをイメージするモチーフを使用し、養命酒製造のブランドカラーである赤で店頭映えを意識した。「国産クロモジエキス使用」と大きくアピールした。販売計画は18年が45万袋、19年が90万袋。

同社では、クロモジ事業の第一弾として「のど飴」を全国のコンビニエンスストアから販売開始し、随時、販売チャネルを拡大していく。同社では「クロモジ研究会」を発足させた。今回、「クロモジ事業」第1弾の開発商品となる。

〈クロモジの抗ウイルス作用を確認〉
クロモジの新たな機能として抗ウイルス作用が見つかっている。昨年、同社と愛媛大学医学部付属病院抗加齢・予防医療センターと共同で行ったヒト試験で、クロモジエキスがインフルエンザの罹患率を有意に抑えられることも立証されているという。

同社では、1日に、本格的なインフルエンザシーズンを前に、インフルエンザウイルスによる感染が上気道(鼻腔・咽喉)で起こることに注目し、静岡県と緑茶うがいプロジェクトを推進している静岡県立大学薬学部教授・健康支援センター長・山田浩氏と、上述の愛媛大学医学部付属病院抗加齢・予防センター長・教授の伊賀瀬道也氏を招いて、メディアセミナーを開催した。
養命酒製造 メディアセミナー

それぞれの題目は「インフルエンザの感染予防は“のどブロック”が有効」「クロモジエキスのインフルエンザ感染予防ヒト試験結果」。また、養命酒製造商品開発センター素材研究グループの松見繁氏が「クロモジエキスの抗ウイルス作用について」講演した。

〈酒類飲料日報 2018年10月9日付より〉