三和酒類は11月1日~18日にかけて、大阪市北区のグランフロント大阪北館6階ウメキタフロアのレストラン16店舗とのコラボイベント「iichiko FLOOR」を開催している。音楽イベントなどで好評のお茶割りを、「いいちこ」の新しい飲み方提案として訴求する。

期間中16店舗では、「iichiko set menu」として、各店が用意する「いいちこ」に合う料理メニューと、「いいちこ25度」を使用した煎茶、玉露、ほうじ茶、玄米茶から選択したお茶割り1種類、もしくは「レモちこスパークリング」とのセットメニューを提供する。

営業企画部営業企画課の中山良馬課長は開催目的について、「飲用体験シーンをつくりたい」と述べる。昨年夏頃から「いいちこ」と炭酸割りの提案を開始したが、シロップを加えていたので甘いという声もあり、お茶割りのニーズがあったという。音楽イベントなどでは特に女性や海外の人に受けが良かったという。「お茶と“いいちこ”は親和性があり、冬でもホットで飲める」と説明する。

イベントでは「iichiko kuji」として、期間中に「iichiko set menu」または「いいちこ」単品を注文したお客にiichikoグッズが当たるくじにチャレンジできる。また、「iichikoinstagram」では、「いいちこ」商品を注文し、楽しんでいる様子を「#いいちこ女子」または「#いいちこ男子」をつけてアップすれば「いいちこ1杯無料券」がプレゼントされる。

〈東京では「究極のお茶割り」を考案する消費者参加型のイベントを開催〉
東京では1日、渋谷区の東京カルチャーカルチャーにて「“いいちこらぼ2018”~みんなで創ろう!究極のお茶割り」と題したイベントを開催。同イベントはこのイベントの為に招かれたお茶の専門家が美味しいお茶の入れ方を様々な種類のお茶で実践し、それを「いいちこ」と合わせた時に生まれる「究極のお茶割り」を審査員に提案。お茶と「いいちこ」の魅力を余すことなく伝え、誰にでも作れる新しい飲み方を伝える一般消費者参加型のイベント。
「“いいちこらぼ2018”~みんなで創ろう!究極のお茶割り」

当日は一般消費者にお茶の専門家と三和酒類の社員が加わった4チームが編成され、各々のチームが「究極のお茶割り」を考案。1時間程度の話し合いの後3分ほど審査員に対してプレゼンが行われ、鯖を使った料理と「お茶割り」を提案したチームが優勝した。
 
同社の熊埜御堂康昭代表取締役常務は今回のイベントを開催した理由について「“いいちこ”の“お茶割り”は10年前ほどに静岡県の営業担当者が推進していたが、時期尚早だった為か企画は自然に終息。しかし4、5年前に佐賀県嬉野市を担当していたベテラン営業マンが、名産品である“嬉野茶”とコラボした提案を料飲店や温泉に売り込んだところ、現地で人気を博すメニューとなった。佐賀県は九州で唯一本格焼酎よりも清酒の消費量が多い県ではあるが、その提案が喜ばれたためか嬉野市のふるさと納税の返礼品に“いいちこ”が加わるほど浸透した」と語った。

三和酒類・熊埜御堂康昭代表取締役常務

三和酒類・熊埜御堂康昭代表取締役常務

その上で「嬉野で評価されたお茶割りをさらに一歩踏み込んだ提案のヒントを探るべく今回のイベントを実施。当社は酒類メーカーのため酒類の視点から商品や提案を考え、お茶屋さんであればお茶の視点から考えてしまうためどちらかの主張が強い提案となってしまっていた。そのためメーカー側の視点ではなく一般消費者の視点をお借りして真に魅力的なものを探るべく、今回のイベントでは“究極のお茶割り”をテーマに実施。過去に2回別のテーマで開催しているが、優勝した提案はいずれも商品開発や提案に活かされている。今回の“究極のお茶割り”についても最終的には商品や提案に落とし込みたい」と参加者に呼びかけた。
 
〈酒類飲料日報 2018年11月5日付より〉