「本麒麟」が過去10年のキリンビール新商品で売上No.1に 年間目標を再上方修正

キリンビールは、3月13日に発売した“力強いコクと飲みごたえ”の新ジャンル商品「本麒麟」を再上方修正する。6月に年間販売目標を当初予定の約510万ケースの5割増となる約790万ケースに上方修正した。今回、販売好調につき、修正目標のさらに1割増(当初予定の約7割増)となる約870万ケースに再上方修正する。

※新ジャンル=ビール・発泡酒以外のビールテイスト飲料

「本麒麟」は、発売から約半年で2億本(350ml缶換算)の販売を達成するなど好評。過去10年のキリンビール新商品でも売上No.1(発売から7カ月間の累計出荷実績で比較)となり、「のどごし〈生〉」に次ぐ、13年ぶりの大型新商品となった。

同社では好調の要因を▽高い味覚評価で、リピート購入が増加▽CMの好評と“おいしい”口コミで、トライアル購入が続伸▽「おいしさ」にフォーカスして、俳優の江口洋介さんなどを起用したCMが好評で、お客様の商品認知・好意度が向上▽CMと店頭を連動させた訴求に加え、「本麒麟」を飲んだお客様の「おいしい」を中心としたポジティブな口コミの広がりが、トライアル購入の増加につながっている――ことを挙げている。

〈酒類飲料日報 2018年11月21日付より〉