北海道庁は16日、道産ワインと食材の魅力を発信するイベント「北海道 食とワインの夕べ」を東京・セルリアンタワー東急ホテルで開催した。ホクレン農業協同組合連合会、北海道漁業協同組合連合会、北海道経済連合会、道産ワイン懇談会、ワインクラスター北海道らが共催・協力。北海道は昨年6月、地理的表示(GI)で保護されるワイン産地に指定された。「山梨」に次いで国内2番目。会の冒頭、北海道知事高橋はるみ氏は、「北海道には素晴らしい食材とワインがあることを全国に発信したい」とあいさつ。また、料理を担当した北海道出身のWakiyaグループオーナーシェフ脇屋友詞氏は「北海道の食材サポーターとして、ワインと食材を合わせた提案を楽しんでほしい」と話した。

乾杯のあいさつは、道産ワイン懇談会会長で池田町長の勝井勝丸氏が行い「冷涼な気候を持つ北海道のぶどうには、本州のぶどうとは異なる特徴や、北海道ならではの品種がある。道産ワインをぜひ応援してほしい」と話した。会場には10ワイナリーがブースを構え、「GI Hokkaido」認定ワインを中心にワインを出展。また、ワインクラスター北海道のブースでは15ワイナリーから27種類の道産ワインを紹介した。

会場では、脇屋シェフと同ホテル総料理長福田順彦氏が北海道の食材を使った料理を提供。また、十勝ラクレットモールウォッシュをはじめ、さまざまな道産チーズや道産ミートなどの試食を勧めた。

中締めは、ワインアンドワインカルチャー代表取締役で北海道ワインアカデミー名誉校長でもある田辺由美氏が行い、「北海道では、食文化、ワイン文化の振興に一丸となって取り組んでいる。昨年にはいよいよGI 北海道がスタートしたが、これはワイン産業発展の大きなステップであると同時に、品質向上の大きな責任を背負ったということ。道をあげて、優れたワインと食文化の認知を広げていきたい」と締めくくった。

〈酒類飲料日報 2019年1月18日付より〉