スターバックスは2月28日、日本初となる焙煎施設併設の大型カフェ「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」を東京・中目黒に開業した。ロースタリーの出店は世界5番目で、100種類以上のコーヒーやティービバレッジ、カクテル、日本初上陸のパンなどを提供し、4階建ての各階で異なる体験ができる。

27日に開かれた内覧会で、スターバックスコーヒージャパンの水口貴文CEOは、「コーヒーのワンダーランドにしたいという思いで作った。今までのスターバックスになかったような体験ができる場であり、これからの20年の扉を開ける大きな原動力になると思っている」と話した。

シアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに続き、開業した「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」。高い品質はもちろん、日本の匠の技、そして“おもてなし”の文化を表現した、魅力的でのめり込むような体験の提供を目指すという。

〈コーヒーは6種の抽出法の中から提供〉
店内に足を踏み入れると、世界のロースタリーの中で最も背の高いキャスク(コーヒー焙煎機)が来店客を出迎える。4階まで届く高さ約17メートルの淡く赤みを帯びた銅板のキャスクの表面には、職人が一枚一枚手作業で仕上げた桜の花びらが施され、日光の入り具合によってその色合いは刻々と変わる。世界中の希少なスターバックス リザーブ コーヒーをロースタリー東京で日々焙煎し、また、ここで焙煎されたコーヒーを全国のスターバックス店舗へも展開するという。
4階まで届く高さ約17メートルのコーヒー焙煎機

4階まで届く高さ約17メートルのコーヒー焙煎機

1階のメインバーでは、生豆から1杯のコーヒーになるまでの過程を見学できる。コーヒーは、ハンドドリップや水出し(コールドブリュー)、サイフォンなど6種の抽出法の中から提供される。特に目を引くのは、同社では世界のロースタリーでしか設置していないという全自動のハンドドリップマシンだ。
 
メニューの中で印象深いのは、「バレルエイジド コールド ブリュー」(1200円、税別)。唯一店内で焙煎していない豆を使用したコーヒーで、バーボンウイスキーの樽の中で熟成させたコーヒー豆をコールドブリューで抽出している。そのほか、ひと手間加えたスターバックス リザーブのコーヒーを用いた多彩なビバレッジが用意されている。また、日本初となるイタリアの本格ベーカリー「プリンチ」を併設していることも特徴。フォカッチャ、ピッツァなど店内で発酵から焼成まで行い、焼きたてで提供する。

全自動のハンドドリップマシン

全自動のハンドドリップマシン

2階では、世界最大級の「ティバーナ バー」で、紅茶や抹茶など茶葉を使用したドリンクを提供。鮮やかなアイスキャンディをジャスミンティーにトッピングした「ポップン ティー さくら ジャスミン」(950円、税別)など、斬新なティー体験も楽しめる。
 
〈日本初上陸 カクテルバー「アリビアーモ バー」〉
3階フロア、日本初上陸のカクテルバー「アリビアーモ バー」では、ワイン、ビールなどのほか、アルコールを含んだコーヒー、カフェインフリーのカクテルなど革新的なカクテルを用意。「ロースタリーの中でも最もワクワクする体験をお届けします」(同社)との言葉通り、4人のプロのバーテンダーを中心にカウンターでの実演が随時行われており、バーに来店した経験のない層からの人気も高まりそうだ。店内には、ウイスキーなど約300種類の洋酒が用意され、まさに本格的なバーサービスの提供となる。

4人のプロのバーテンダーを中心にカウンターで随時実演

4人のプロのバーテンダーを中心にカウンターで随時実演

シグネチャーカクテル(店舗を代表するカクテル)としては、地元中目黒のチョコレートショップ「green bean to bar CHOCOLATE」ブランドの贅沢なチョコレートとペアリングして味わう「中目黒 エスプレッソ マティーニ」(2000円、税別)など、コーヒーやティーをモチーフにした同店限定のカクテルも用意しており、全く新しいバー体験を提案する。
 
4階フロアは、コーヒーパックラインがあり、焙煎されたコーヒー豆が次々に袋詰めされていく臨場感あふれる光景を目にすることができる。また、スターバックスで初となるスペシャルティコーヒー協会公認予定のトレーニング施設としても活用する計画だ。

4階フロアのコーヒーパックライン

4階フロアのコーヒーパックライン

〈「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」店舗概要〉
・所在地=東京都目黒区青葉台2-19-23
・定休日=不定休
・営業時間=7:00~23:00

「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」店舗外観

「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」店舗外観

〈酒類飲料日報より〉