好調「麒麟特製ストロング」前年比170%、5月は製造予定数を2倍に増産/キリンビール

キリンビール「麒麟特製ストロング」
キリンビールは、“うまさにこだわった麒麟特製ストロング”をコンセプトとして、中味・パッケージともに4月7日にリニューアルした「キリン・ザ・ストロング」が、発売から約1カ月で同社RTD(チューハイ・サワー類)史上最速の5,000万本を突破した。

2018年4月新発売時の出荷量を大幅に上回る、前年比170%の進捗で好調に推移しており、販売好調につき5月は製造予定数を2倍に増産し、供給体制を整える。

キリンビールでは好調の要因として、以下のことをあげている。

〈お客様ニーズを捉えた商品づくり〉
ストロングRTD市場拡大に伴って消費者のニーズは多様化しており、ストロングRTDにも「うまさ」や「品質感」を求める声が強くなっている。ストロングRTDに求められている「本格感・品質感・こだわり」という新たな価値を真正面から受け止め、今回リニューアルした。リニューアル後は「嫌味のないアルコール感」「“のどごし”を実感できる強炭酸の心地よい刺激」「甘すぎない味わい」など、バランスの良い味わいが好評。

〈巣ごもり需要に伴う“上質なおうち時間”ニーズの高まり〉
4月以降、自宅で過ごす時間が長くなることで、SNSではこだわった食事を作る投稿数が増加し、“上質なおうち時間”を楽しむ人が増えている傾向にある。中でも「家飲み」の需要の高まりは顕著で、低価格でありながら高品質な商品がお客様の支持を集めている。「上質さ」や「本格感」「おいしさ」が評価されている「麒麟特製ストロング」は、自宅での時間をより上質なものにし「家飲みを、より上質で豊かな時間に」という時代のニーズを満たす選択肢の一つになっている。

〈好評な新CMと、店頭活動の連動〉
ブランド史上最大規模で出稿したTV広告と、店頭での商品訴求や売場づくりがうまく連動したことで商品の認知・トライアルが拡大した。国民的人気アーティストMr.Childrenの新曲「others」を起用した新CMは、「麒麟特製ストロング」ならではの上質感を表現しており、顧客からは「上質さが伝わる」「購買意欲がそそられる」「楽曲に合っていて何度でも見たい」などの声が多いという。

〈酒類飲料日報2020年5月15日付〉