アサヒビールが2020年3月17日に発売した新ジャンル「アサヒ ザ・リッチ」は、販売好調を受け、10月初旬に年間販売目標を当初計画400万箱の約2.4倍となる950万箱に上方修正した。3月の発売以降、約2カ月で200万箱を突破し、5月に年間販売目標を当初計画比の2倍となる800万箱に上方修正していた。

製法はアサヒビールの新ジャンルとして最大級の原麦汁エキス濃度(約1.2倍)にすることで、コク深い味わいとし、殺菌方法は同社で初めて“微煮沸製法”を採用。煮沸に使用する蒸気の注入時間を煮沸開始時と終了時の合計数分程度だけにし、十分な殺菌と麦の芳醇な香りを両立した。

アサヒビールでは好調の要因として▽“プレミアムビールのような上質さと贅沢感”▽テレビCMでは、俳優の竹野内豊さんと女優の長澤まさみさんを起用し「ライバルはプレミアム。」というメッセージで、コンセプトを分かりやすく訴求。▽SNSなどデジタルを活用した販促や広告活動にも注力しており、発売後6カ月のデジタル関連投資はアサヒビールとして過去最高――をあげている。

〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉