〈名古屋食肉市場とJA 都城、市場取り引き開始から30年を迎える〉

都城農業協同組合が主催する平成29年度都城和牛枝肉共励会が27日、名古屋市中央卸売市場南部市場で開催された。同組合と名古屋食肉市場は取り引きを開始して、今年で30年目を迎える。30回目の開催となる今回は宮崎県の7戸の生産者から合計30頭が出品。審査の結果、都城市長賞には堀川秀一氏の出品牛が選ばれ、宮田精肉店が5,003円で購買した。

表彰式では久保順一都城農業協同組合代表理事組合長が主催者を代表して、「今回は30回記念ということで、縁起よく30頭をそろえることができた。長い間取り引きが続いていることについて、あらためて御礼申し上げる。今後、輸入面で懸念される部分もあるが、自信と誇りを持って都城ブランドの確立に向けて取り組んでいきたい」と挨拶した。また、セリ場では都城市の池田宜永市長が、「都城市は市町村別で生産量が日本一の食肉と焼酎の2つをメーンにPRをしている。ふるさと納税を活用したPRを行っており、昨年度は73億円の寄付をいただき、地域の活性化を図っている。長年、みなさんに購買されている都城の牛が地域を支えていると言っても過言ではない。今後も都城の和牛を愛して、みなさんの地域の方に提供していただきたい」と挨拶した。名古屋食肉市場は南九州駐在所を設置しており、宮崎、鹿児島県を中心とした南九州エリアからの集荷にも注力している。

<共励会受賞結果>▽都城市長賞=堀川秀一氏(黒毛和種、メス、月齢29ヵ月、A5、枝肉重量504.2kg、単価5,003円)、購買者:宮田精肉店▽名古屋市長賞=宮崎良一氏(黒毛和種、メス、同31ヵ月、A5、同404.6kg、同3,648円)、鳥金▽南部市長賞=竹脇靖弘氏、(同3,403円)、小川精肉店▽名古屋食肉市場社長賞=重久義輝氏(同3,203円)、近江屋精肉店。

〈畜産日報2017年11月29日付より〉
都城市長賞に選ばれた堀川秀一氏の出品牛

都城市長賞に選ばれた堀川秀一氏の出品牛