〈鶏肉5.7万t・10%増、家きん調製品4.7万t・13%増〉

財務省が27日に発表した貿易統計によると、11月の主要畜産物の輸入量は、牛肉が4.2万t(前年同月比4.9%減)、豚肉は8.5万t(同11.7%増)、鶏肉は5.7万t(同10.3%増)だった。外貨上昇で牛肉は前年および前月から減少したものの、豚肉は5週分の通関で今年最多の輸入量となった。鶏肉は前月から800t弱減ったものの、昨対比で1割増となった。

[牛肉]チルドは米国産がけん引する形で2.2万t(4.0%増)の輸入が続いているが、平均輸入単価を見るとボンレスが823円で前年同月比で8%高値となっている。フローズンも豪州産トリミングなど外貨の上昇を受けて前年同月比13.3%減と大きく下回った。

[豚肉]チルドは4.1万t(34.6%増)と初の4万t 超えに。チルド単月の輸入量としては91年以降、過去最多の輸入量となった。通関が1週間分多いためで、週単位では8千t強と若干多めの水準。フローズンは9カ月連続で4万t 台の輸入となった。

[鶏肉・その他]鶏肉は前月に続いて5万t台後半の輸入量となった。夏場以降のブラジル産の船積みが多いことやタイ産の輸入増も下支えした。そのほか、家きん調製品はタイが2万7,322t(7.0%増)、中国が1万9,632t(25.1%増)。豚肉調製品は米国1万29t(0.2%増)、中国1,831t(4.8%減)、カナダ1,190t(5.7%増)。羊肉は需要期を控えて1,276t(4.6%増)に上っており、このうちチルドが691t(13.6%増)となった。

〈畜産日報2017年12月28日付より〉