〈生活の多様化を背景に独自の食卓調査を踏まえた「食卓MD」を提案〉
ニッポンハムグループは17日、千葉・美浜区の幕張メッセで「2018年ニッポンハムグループ展示会」を開いた。19日まで開催する。

昨年に続きメーンテーマを「つなぐチカラ」としたうえで、今回は「カスタマーファースト」をサブテーマに掲げ、顧客とのつながりや顧客から支持してもらえる企業を目指す、同社の思いを込めた。展示会場では、ハム・ソーセージや食肉、冷凍食品、デイリー、業務用などの各ゾーンで「健康」「簡便」など食の志向に対応したテーマを通じて、多様化するライフスタイルに合わせた商品・メニューを提案。会場では、世帯構成や食料品支出、求める価値観、食卓事例など、グループ独自の食卓調査を踏まえた「食卓の事実」に基づく「食卓MD」ブース(=写真)を設け、つくり置き、スナッキング、シニア調理派のめん類昼食、高まるスポーツ熱を取り込んだ「からだ・スポーツ応援ごはん」などの販促・メニューを提案している。

出展商品数(リニューアル含まず)はコンシューマ新商品75品、業務用新商品40品の計115品。今後、東京会場を皮切りに、大阪、宮城、福岡で開催、4会場で2万6千人の来場を見込んでいる。「ハム・ソーセージ ゾーン」では、▽健康訴求▽メニュー訴求▽ユーザビリティー向上――の3つのテーマを中心とした新商品・リニューアル商品を紹介している。このうち、健康訴求では、ことし発売10周年を迎える「Healthy Kichen(ヘルシーキッチン)ZERO糖質0シリーズ」に、要望の高かった「もう切ってますよ!焼豚」とのブランドコラボ商品を投入。医師1千人による一定数の評価を踏まえ、同シリーズの商品に「アスク・ドクターズマーク」を掲載、“医者がお勧めする商品"として提案してゆく。

メニュー提案では、ミートデコレシリーズに「切り落としシュレッドビーフ」を投入し、サラダからピザ、トースト、うどんのトッピングなど様々なメニューに活用できる汎用性の高さを訴求した。ユーザビリティーの向上では、「アンティエシリーズ」について、少量パックの要望に応える形で17年ぶりにパッケージを変更。3月1日から、4本入り2パック(140g×2)と2本入り2パック(200g×2)のツインパック商品を発売する。このほか、発売1周年を迎える「豊潤あらびきウインナー」は、パッケージデザインをリニューアル、期間限定のオンパック商品も投入する。シャウエッセンではチーズホンデュとの組み合わせを提案した。

プロモーションでは、下期に取組んだ「ワンピース」とのコラボ企画を通年で展開する。4~5月はファイターズとワンピースのコラボによる「春の新生活応援プレゼントキャンペーン」を、7~8月は「糖質OFF生活プレゼントキャンペーン」(ワンピースの女性キャラクターを起用)、10~11月は再びファイターズとのコラボによる「一緒に食べて心はひとつキャンペーン」を実施する計画だ。

「食肉 ゾーン」では、ニッポンハムグループのブランド食肉である「大麦牛」「AUGUSValley(アンガスバレー)」「麦小町」「桜姫」を紹介。展示ブースでは、日本でも増えつつある「グローサラント業態」を再現し、グループの取扱いブランド食肉を活用した外食、中食、内食向けのメニューを紹介している。

このなかで、「大麦牛」はアンガスビーフへの人気の高まりから、畜種をすべて「ブラックアンガス」に切り替える。「麦小町」はABCクッキングスクールとのコラボによるメニュー開発を行い、「桜姫」は新たに産地パックの定貫商品を投入する。また人手不足への対応として、業務用ブース(日本ピュアフード)では、「ビーフストロガノフ」「生サルシッチャ」「国産鶏レバーフライ」(桜姫使用)を、グループの国内エキス抽出工場で生産した炊き出しスープベース「釜太郎シリーズ」を紹介した。

〈畜産日報 2018年1月18日付より〉