農水省の食肉流通統計によると、2017年の食肉市場の取引シェアは成牛では前年から0.1ポイント低下の32.4%、豚の取引シェアは0.2ポイント低下の12.9%と若干の減少となった。牛の取引頭数では、中央市場は東京が前年並み、広島が微減となったほか減少、指定市場では姫路と佐世保が大きく増加。豚の取引頭数は、中央市場では横浜と名古屋が前年比で増加、指定市場では佐世保で大きく増加した。

成牛のと畜頭数は、0.6%減の104万216頭と減少したものの、15年4.2%減、16年5.0%減と減少が続いてきた中で減少幅は縮小している。その中で、牛の市場取引頭数は0.8%減の33万6,867頭と減少幅がと畜頭数をわずかに上回り、と畜頭数に対する市場シェアは0.1ポイント減の32.4%と微減となった。中央市場の取引頭数は2.9%減の24万6,904頭、取引シェアは23.7%(前年から0.6ポイント減)、指定市場の取引頭数は5.3%増の8万9,963頭、シェアは8.6%(0.4ポイント増)となっており、指定市場の増加が大きい。

豚のと畜頭数は0.3%減の1,633万6,410頭と微減、市場の取引頭数は1.6%減の210万8,572頭となり、と畜頭数に対する市場シェアは0.2ポイント減の12.9%となった。中央市場の取引頭数は1.9%減89万9,381頭、シェアは5.5%(0.1ポイント減)、指定市場の取引頭数は1.3%減の120万9,191頭、シェアは7.4%(0.1ポイント減)となった。

指定市場の成牛の取引頭数は前年を上回っており、佐世保162.3%増、姫路67.1%増の増加幅が突出して大きい。そのほか、岐阜、四日市で増加した。豚の取引頭数は、中央市場では横浜1.1%増、名古屋1.7%増の2市場で増加。指定市場では、群馬0.4%増、岐阜1.9%増、岡山1.9%増、佐世保109.4%増となった。佐世保では成牛、豚ともに取引頭数が大きく増加した。

〈畜産日報 2018年2月5日付より〉