〈鶏肉は4.8万t・52%増、家きん調製品4.2万t・14%増〉
財務省が27日に発表した貿易統計によると、1月の主な畜産物の輸入量は、牛肉が3.6万t(前年同月比2.6%増)、豚肉が7.4万t(同1.9%減)、鶏肉が4.8万t(同52.2%増)となった。牛肉と豚肉は前月からそれぞれ1万t強・9千t弱減っているものの、3畜種ともに予想より3千t強少ない輸入量となった。また家きん調製品は4.2万t(13.6%増)と鶏肉関係の伸びが目立つ。

[牛肉]チルドは米国産や豪州産などの増加で、前月から4,900t減少したものの、1.9万t(6.2%増)と前年実績を上回った。フローズンも前月から6千t減少して1.7万t。豪州産が伸びたものの、米国産やNZ産、カナダ産の減少が響き、昨対で1.0%下回った。

[豚肉・その他]チルド・フローズンともに4千tずつ減少。ただ、チルドは3.2万t(6.5%増)となり、8カ月連続で3万t以上の輸入となっている。フローズン全体では4.2万t(7.5%減)と昨対割れとなったが、このうちスペインがデンマークの輸入量を226t上回るなどスペイン産の勢いが目立った。豚肉調製品は1.6万t(0.5%減)となり、このうち米国が9,936t(5.5%増)、中国が1,549t(43.1%減)、カナダ895t(18.1%減)。

[鶏肉・その他]鶏肉は前月から1,800tほど増加の4.8万t(52.2%増)。前年が3.2万tと少なかった反動で5割増となった。昨年12月のブラジル産船積み量4.4万tと多かったためとみられる。家きん調製品はタイが2万5,485t (12.8% 増) 、中国が1万6,588t(16.8%増)。羊肉と馬肉も平均キロ単価が上昇しているが、それぞれ前年同月比18.5%増、20.8%増tと2ケタの伸びとなった。

〈畜産日報 2018年2月28日付より〉