養鶏大手のアマタケ(甘竹秀企社長、岩手・大船渡市)は8月から同社のオリジナル鶏「南部どり」を使用した「鍋だんご」と「サラダチキンスポーツ」を発売する。

鶏だんごは、鍋の季節だけでなく、一年中一定の需要がある商品。アマタケによると、これまでも鍋用だんごを発売してきたが、長期ユーザーから、添加物が少なく、油臭さがない商品を求める声があり、リニューアルを図ったもの。従来の油で揚げたものは鍋全体が油臭くなるといった声もあり、今回、スチームによるノンフライ製法を採用し、従来よりも約2割のカロリーダウンを図りつつ、だんごの中心部まで鍋のスープが浸透するように仕上げた。原料はアマタケオリジナルの岩手県産「南部どり」「岩手がも」を100%使用、野菜も国産の生野菜を使用した。商品は「プレーン」「国産生姜入り」「国産やさい入り」「岩手がも国産ねぎ入り」の4アイテムで(税込298円)、8月1日から全国のスパーマーケットで発売する。
アマタケ「鍋だんご」

アマタケ「鍋だんご」

「サラダチキンスポーツ」は、8月10日から自社通販サイト(https://shop.amatake.co.jp/)で発売を開始する。「南部どり」のササミを使用し、素材のおいしさを生かしつつ、あっさりと薄味に仕上げた。糖質は1本(50g)当たり0.7g、タンパク質は10.2g、エネルギー47kcalなどとなっており、食べやすいスティックタイプのためスポーツ後の軽めの栄養補給など気軽に食べることができる。

8月10日からの販売に先立ち、アマタケは7月25~27日に東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれた「第3回ウェルネスフードジャパン」に出展し、新商品「サラダチキンスポーツ」を紹介した。会場には健康食品メーカーや小売・流通事業者、フィットネスクラブ・スポーツ関連施設などの多くの関係者が来場、試食をして「思ったよりもしっとりして、味わいがある」など、この新商品への高い関心が伺えた。

「第3回ウェルネスフードジャパン」で「サラダチキンスポーツ」を紹介

「第3回ウェルネスフードジャパン」で「サラダチキンスポーツ」を紹介

取締役・戦略事業本部の佐藤優本部長は、「当社のサラダチキンは2001年に誕生したが、最近は家庭での料理向けだけでなく、若い人たちがパッケージを開いてそのまま食べるようになった。ただ、いま多く流通しているサラダチキンのなかには味が濃い物もあり、飽きがくるものもあった。そこで今回、よりアッサリした味わいにし、『南部どり』の素材の良さを引き出した」と説明している。

〈畜産日報 2018年7月31日付より〉