全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)は3月8日、お肉の食育サイト「おにくらぶ」を公開した。JRAの助成を受け、平成30年度国産食肉理解醸成食育推進事業で製作したもので、全肉連ホームページ内に設置されている。食肉による栄養摂取の重要性、食肉の種類や特徴、家畜の誕生から安全な食肉として食卓に届くまでを分かりやすく説明し、命をいただくことの大切さや食への感謝にも触れた内容を展開している。「おにくらぶ」の名称は、お肉に込められている生産者の愛情やお肉を愛する生活の楽しさを感じさせる「LOVE」と、「クラブ」活動のスタイルで展開したサイトの意味が込められている。

掲載内容はクラブ活用のスタイルで、子ども向けコンテンツ3個、大人向けコンテンツ4個となり、来年度以降新たな部活を追加することも可能な仕様となっている。子ども向けには、クイズ部、たいそう部、紙しばい部の3個、大人向けはクッキング部、映像学習部、読書部、お肉博士の部屋となっている。子ども向けのクイズ部では、消費者自らが能動的に食育への理解を深める工夫として、お肉の食育に関する情報をインタラクティブに楽しめる。食肉共通編、牛肉編、豚肉編、鶏肉編の4ジャンルあり、全10問が出題され、1問ごとに解答画面、正誤画面、解説画面を展開し、全10問正解すると、オリジナルキャラクターの「お肉博士」から祝福され、「お肉博士ジュニア認定証」が表示される。生後対象は小学生高学年以上だが、大人でも「なるほど」と思うような内容を掲載している。問題数は300問用意されているが、今後2年間で500問まで拡大する計画。

たいそう部では、食生活の習慣を形成する早期段階から、国産食肉の理解醸成を図るため、幼児を対象に、オリジナルソングと振り付けによる「おにくらぶたいそう」を開発した。活用用途の汎用性を高めるため、サイト掲載のほかDVDを製作・配布する。体操の内容は、幼児が親しみやすい牛、豚、鶏に扮したダンサーが楽しく体操を展開、映像のほか、歌詞や振り付けも掲載しているため、イベントでの利用、教育施設や家庭でも楽しめる。

その他のコンテンツでは昨年度までの制作物を提供している。紙しばい部では、児童向けデジタル紙芝居を視聴できる。映像学習部では成人消費者向けの「お肉が食卓に届くまで」を視聴でき、各食肉の栄養素や、生産からと畜・解体など普段はなかなか見られない工程を解説している。クッキング部では、全肉連HPで掲載の「お料理検索」機能を掲載し、牛・豚の部位ごとのレシピを検索できる。読書部では関係団体の協力のもと、お肉の食育に関する読み物を紹介、お肉博士の部屋では各部の参加者を表彰する賞状が格納されている。

〈畜産日報 2019年3月11日付〉