「MLB cafe」東京ドームシティ店で「キャプテンビーフバーガー」キャンペーン、グランドメニューへの導入検討も

MLB cafe 東京ドームシティ店の「キャプテンビーフバーガー」
〈従来のビーフパティと異なる“本場”“本物”のおいしさを提供〉
米国メジャーリーグ・ベースボール(MLB)をテーマにしたカフェレストラン「MLB cafe 東京ドームシティ店」(東京都文京区)は3月17日から4月15日までの約1か月間、米国ネブラスカ州に限定したアメリカン・ビーフブランド「Captain Beef(以下、キャプテンビーフ)」を使用したコラボメニュー「キャプテンビーフバーガー」のキャンペーンを実施している。また、5月に予定しているグランドメニュー改定に向けて同メニューの導入を検討している。

期間中、同商品を注文するとスクラッチカードで合計820人にUSステーキやオリジナルトートバック、オリジナルTシャツ、10%OFF割引券がもれなく当たるもの。

店内にはポスター掲示や店頭ビジョンで、巨大スクリーンで「キャプテンビーフ」と同キャンペーンを紹介。さらに店内の大型スクリーンでは同ブランドのイメージ映像も放映、週末(土・日)にはフロアスタッフ「MLB cafe Girls」による華やかなショータイム時には「キャプテンビーフ」のローストビーフが店内のステージでカットされ、無料で振る舞われるなど、MLBの世界観に浸りながら本場・本物のアメリカン・ビーフを楽しむことができる。

店内の大型スクリーンでは「キャプテンビーフ」とキャンペーンを紹介

店内の大型スクリーンでは「キャプテンビーフ」とキャンペーンを紹介

同店のエリアマネージャーの伊藤岳義氏によると、同店ではグランドメニューとして一般的な輸入牛肉を使った「MLB cafe TOKYO オリジナルBIGバーガー」「ダクラスチーズバーガー」などを販売しているが、今回の「キャプテンビーフバーガー」は生肉のパティを使用しているという。
 
「生肉を使うため店舗オペレーションが異なるが、いままでのパティとはまったく異なる味わいで、とくにローストビーフは今までの牛肉と味の違いが一目瞭然。来店する常連客に勧めると『いままでのハンバーガーと全く違う』『とてもおいしい』といった声が多く寄せられている」(伊藤マネージャー)という。
 
「キャプテンビーフ」のベースとなる高品質ビーフの生産地ネブラスカ州という場所に関心を寄せるお客もいるという。販売に際しては店舗スタッフ全員で試食をして味わいの違い、品質の高さを実感。そのうえで接客では、肉質にこだわり本場米国でも高い評価を受けていること、肉の臭みがなく甘みを感じる牛肉であるなど、セリングセンテンスを使って顧客に直接説明しているという。

「ホールスタッフ、キッチンスタッフもとてもおいしいと感じており、よりおいしい料理を提供しようとスタッフのモチベーション向上につながっている。まさに本物の素材を扱うことは、お店や働くスタッフにも大切なことだと、今回の『キャプテンビーフ』の取扱いは、新しい発見にもつながった」と伊藤マネージャーは笑顔を見せる。
 
〈グランドメニュー改定に向け導入を検討〉
キャンペーンは4月15日までだが、今回の「キャプテンビーフ」への高い評価を踏まえ、5月に予定しているグランドメニュー改定に向けて導入を検討しているところ。「たとえば、グランドメニュー化して、パティやピクルスなどお客がカスタマイズできるようにするなど、食べておいしく、そしているまでもお客の心に残るような商品を提供したい」(伊藤マネージャー)と期待感を見せる。
 
〈畜産日報 2019年4月8日付〉