港湾ストライキ GW期間中は回避、国民生活への影響を考慮/全日本港湾労働組合

畜産日報 2019年4月25日付
全日本港湾労働組合(全港湾)は4月24日、東京都内で開かれた第7回中央港湾団体交渉の結果、ゴールデンウイーク(GW)期間中のストライキ回避を労使間で確認したと公表した。

国民生活への影響、新天皇即位の祝賀ムードに水を差すことは避けたいとの理由から、業側から春闘の休戦を要請したもの。組合側も国民生活への影響を避けるとの判断から、この提案を受け入れた。中央港湾団交は連休明けの5月9日に行われる予定という。このため、食肉関係(とくにチルド関係)も当初予定通り27日(土)、30日(火)、5月2日(木)にも本船荷役などの作業が行われる方向だ。

全港湾によると、日曜日ごとの反復ストライキは連休中は解除したものの、以後の分までは解除しておらず、5月12日以後の就労拒否体制は変わっていないことも今回の団交で改めて確認されたという。

〈畜産日報 2019年4月25日付〉