土屋太鳳さん起用のパンフレット・CMを投入、中元ギフト昨年比10%増目指す/プリマハム

プリマハム新CM 夏ギフト「ありがとう」篇(6月17日から順次放映)
プリマハムの2019年中元ギフトは、同社のイメージキャラクターを務める女優・土屋太鳳さんがパンフレットの表紙を飾るとともにTVCMも放映する。そのほか、「匠の膳」シリーズでは「もう一つの喜び Wプレゼントキャンペーン」を行うほか、自家需要商品として、加工食品ギフトや食肉ギフトのブランド「肉の堀川亭」を中心に特別な日のおもてなしを訴求する。宅配料金の値上げなど18年のギフト市場は厳しい環境となり、19年についてもさらに厳しい環境が予想されるなか、同社が長年大切にしている「贈る楽しみ・贈られる喜び」にプラスし「自分で楽しむ、気の合う友人と楽しむ」を感じてもらえる商品をラインアップする。顧客のニーズに応えることで、昨年に比べ10%増を目指す。

今期の特長は、20年ぶりに女優を起用したキャンペーンCMの放映だ。6月17日から全国で順次放映されるTVCMでは、土屋さんが15地域の方言で「ありがとう」を披露し、日頃の感謝の気持ちを伝える内容となっている。また昨年の歳暮同様、土屋さんがパンフレットの表紙を飾る。

メーンブランドである「匠の膳」シリーズでは、引き続き「もう一つの喜び Wプレゼントキャンペーン」を実施する。贈られた方・贈る方の両方にチャンスがあり、東京ディズニーリゾートのパークチケットや鹿児島県産「恵味の黒豚」ロース味噌漬けセットが当たるキャンペーンだ。国産豚肉を使用して丁寧に造り上げた同シリーズでは、バラエティ感のあるスライスセットを中心に、3,000円~1万円の価格帯を取り揃えた。特選ロースハムと焼豚は18年DLGコンテストで金賞を受賞しており、これを全面に訴求する。

「黒豚シリーズ」では、今年から同社オリジナルブランド豚である鹿児島県産「恵味の黒豚」を使用し、さらなるブランドの価値向上を図る。鹿児島県の指定農場で育てられた「恵味の黒豚」の肉のうま味を生かしたまま、ハムギフトに仕上げた。

「黒豚シリーズ」では鹿児島県産「恵味の黒豚」を使用

「黒豚シリーズ」では鹿児島県産「恵味の黒豚」を使用

加工食品ギフトでは、贈り物としてだけではなく自宅用としても好評を得ている「直火厨房」ハンバーグギフトを中心に、ローストビーフやカナダ産ハイライフポークを使用した豚角煮・豚角煮丼の具セットなど洋総菜・和総菜を品ぞろえている。また食肉ギフトでは、発売以来、好評を博している京都伝統の西京味噌を使用した味噌漬けセットや、「肉の堀川亭」を中心に品ぞろえを充実させ、特別な日のおもてなしを訴求する。
 
中元ギフトの中心価格帯は、メーン規格が3,000~5,000円(本体価格)、こだわり規格が5,000~1万円(同)としている。
 
新規ギフトとしては、上述の鹿児島県産「恵味の黒豚」を使用したギフトのほか、東京・代官山のレストラン「HyLifePork TABLE」と共同開発したロースハム、ももハムなどを詰め合わせた「東京・代官山ハイライフポークテーブル監修 ハイライフポークギフト」、匠伝説シリーズから、さらなるバラエティ化を実現するべく、新たにチルドローストビーフとサラダチキンローフを発売する。また食肉ギフトからは、鹿児島県産「赤鶏さつま」のもも肉とむね肉を使用し、京都伝統の西京白みその味噌ダレで風味豊かに漬け込んだ鹿児島県産「赤鶏さつま」味噌漬けセットも発売する。
 
〈畜産日報 2019年6月10日付〉