国際農業者交流協会(野中和雄会長)は8月19~29日の間、未来の畜産女子育成プロジェクト「ニュージーランド酪農研修」を実施する。同プロジェクトは日本の女性農業者リーダーを目指す農業高校生を対象に、酪農が盛んで女性就農者の活躍が目覚ましいニュージーランドでの研修を通じて、日本での畜産業の活性化、女性従事者の活躍の推進を目的としたもの。昨年に引き続き実施され、今年は全国から選抜された20人の女子農業高校生が参加する。

研修に先立ち6月18日には、参加生徒が駐日ニュージーランド大使館(東京・渋谷区)を訪問。ドミニク・ウォルトン・フランス臨時代理大使から「皆さんには現地のユニークなところをたくさん経験し、将来に役立てて欲しい。そして、畜産を通じて日本とニュージーランドの架け橋となり、両国がさらに良好な関係を築いていけることを願っている」と歓迎の言葉が述べられた。また、同協会の坂元良二常務理事は「本プロジェクトは、高校生の海外農業研修、畜産の啓蒙活動という取組みとして注目されている。参加生徒には、現地研修後、『畜産アンバサダー』として、出身県や日本国内での啓蒙活動で役割を発揮してもらう予定だ。将来の畜産業で大きな存在になってもらうため、さまざまな経験や体験をしてほしい」と激励の言葉が述べられた。

6月17~19日まで東京都内で事前研修を行い、今後、8月19日から29日にかけて現地での研修が行われる。現地研修では、学校での農業講義や英会話授業を受けるほか、農場訪問・農業視察など実際の現場を視察する予定だ。なお、8月30日には研修を終えた生徒たちによる研修成果報告会を予定している。

〈畜産日報 2019年6月25日付〉