〈真中監督「4連覇がかかる大事な大会、何とか優勝へ」〉
公益財団法人日本少年野球連盟は6月27日、港区港南のスターゼン品川ビルで会見を開き、12歳以下の世界大会「カル・リプケンワールドシリーズ」に出場する日本代表チームの監督に前東京ヤクルトスワローズ監督の真中満氏が就任したと発表した。オフィシャルパートナーとしてスターゼン、赤穂化成、アヲハタなどが現地での食事などをサポートする。

「カル・リプケンワールドシリーズ」は、全米最大の少年野球組織であるベーブルースリーグが主催し、全米各地域の予選を勝ち抜いた10チームによるリーグ戦の勝者と、日本、韓国、カナダ、メキシコ、ドミニカなど8か国のナショナルチームによるリーグ戦の勝者が、世界一をかけて戦うワールドシリーズだ。

同大会への日本チームの参加は、故星野仙一氏が尽力し2006年に実現した。今回で13回目の参加だが、これまで6回、ワールドチャンピオンになっている。また16年から3回連続してチャンピオンとなっており、2019年は4連覇がかかっている。なお、12歳以下ということで、日本チームは中学1年生が主体となり構成される。すでに大型連休後半に、全国から選ばれた37人が集まりトライアウトが行われ、このうち15人が日本代表に選ばれた。

会見で真中新監督は、「今回、U-12の監督に就任したことは大変うれしい。4連覇がかかる大事な大会だが、何とか優勝に導きたい。また12歳の選手たちにアドバイスすることになるが、選手たちの今後の野球人生に何かプラスになればと思う。打って打って勝ち抜くチームだが、15人のうち7人が、ピッチャーが可能という大変優秀なチーム。(スワローズに比べ?)こんな強いチームを率いたことがない。甲子園ばかりか、プロに進むと期待される」と、4連覇への自信を見せた。

またオフィシャルパートナーを代表してスターゼンの中津濵健会長兼社長があいさつし、「ある流通の集まりでスポンサーを募集しているとの話を聞き、同プロジェクトの“12歳の少年たちに世界大会出場という機会を創出することで世界に通用する国際人の育成と文化交流を行う”との主旨に賛同した。当社は、“食を通して人を幸せにするグローバルな生活関連企業を目指す”との経営ビジョンに沿って、これまでもさまざまなイベントを応援してきた。今回は、大会期間中の食のサポートを行うとともに、『若武者ニッポン』のロゴを使用した商品の販売や販促活動を通じて、スポーツを通して心身の成長を続ける次世代の食文化を担う青少年やその家族を、食を通して継続的に応援したい」と、スポンサーになった背景を説明した。

その上で、「私自身、昔は野球少年だった。少年たちが夢に向かって大きく成長してくれればと思って参画した。日本チームは4連覇を目指す。将来を担う少年たちが世界の少年たちと夢を追いかけ、切磋琢磨することは素晴らしいことだ。野球は一人では勝てない。チームでプレーする野球こそ成長し人と接する中で勉強になると考えている。当社も仕事は一人で活躍するだけではたかが知れている。それぞれが役割、責任を果たすこと、チームスターゼンで仕事をすることが大きな成果につながると話し指導している。少年たちには一杯、当社の製品を食べて大いに活躍してほしい。ユニフォームにスターゼンの名前が入ったことを誇りに思う」と、野球と仕事への思いを述べた。

〈畜産日報 2019年7月1日付〉